分散型の「Twitter」が生まれました【3つのメリット+致命的な問題】

こんにちは、マナブです。
今週も「テック情報」をお届けします。

本記事のもくじ

それでは、順番に見ていきます。

1.分散型の「Twitter」が生まれました

結論として、下記のツイートのとおり。

時間がない人は、ツイートをどうぞ。
本記事では、より詳細に深堀りします。

分散型だと、多くのメリットがある

新しく出てきた「Damus」というアプリは、中央サーバーがありません。イメージは「独自ドメインの個人ブログが集まり、共通のタイムラインを持つ感じ」です。

例えば、本サイトのドメインは「mblog.com」です。ここに僕が何を書こうと、政府や会社は規制できません。もしかしたら「サーバー会社」が規制するかもですが、そしたら別サーバーに移動できます。なので実質的に、規制できません。

なぜ「分散型」が注目されているのか?

その理由は「トランプ氏が、SNSから排除された為」です。

トランプ氏は「長年の発信活動」を通して、影響力と高めてきました。不動産ビジネスを成功させたり、テレビ番組に出たりなど。

トランプ氏の発信で、SNS会社は多くの利益を得たはず。なぜなら彼のツイートを見る人がいるので、アクセスが増え、だからSNS会社は「広告収益」が増えます。

現代では「フォロワー数=資産」だと思います。これを1社の判断で「削除」できるのは、果たしてどうなのか。このような背景から、分散型が注目されています。

分散型のメリットを、3つ解説する

下記を理解することで、全体像が見えてくるはず。

  • メリット①:外部アプリと連携できる
  • メリット②:セキュリティが強化される
  • メリット③:DMの監視が出来なくなる

1つ1つを、サクッと見てきます。

メリット①:外部アプリと連携できる

分散型のアプリは、基本的にはオープンソースです。オープンソースとは、ソースコードが無料公開されており、エンジニアなら誰でも「開発に参加」できます。Damusというアプリを例にすると、内部的に「ビットコイン決済」が備わっており、下記の動画をご覧ください。

上記は「BTCのライトニング決済」という方法で、世界中に「手数料が、ほぼ無料」で送金できます。つまり「SNSから仕事を発注して、SNSから支払い完了」という行動が可能になります。便利ですよね。

※補足①:Twitter社も「決済を埋め込む方針」で動いているので、近い将来では「Twitterでの仕事発注 & 支払い」が可能になると思います。

※補足②:オープンソースに関して深く学びたい方は「コンポーザビリティの重要性について」の記事もどうぞ。かなり重要な概念です。

メリット②:セキュリティが強化される

分散型アプリでは、セキュリティが強くなります。

裏側で「公開鍵暗号 (Public-key cryptography)」という方法が使われており、この方法は「ブロックチェーン技術」でも使われています。

ブロックチェーン技術は「ビットコイン」や「イーサリアム」を支える技術で、セキュリティが頑丈です。ビットコインの誕生から「14年」が経過しましたが、過去のハッキングは0回で、世界で最も堅牢なセキュリティです。

その一方で、企業が運営するサーバーだと、頻繁にハッキングされます。たまに迷惑メールが増えたりしませんか? その原因は「あなたのメルアドが、企業のサーバーから流出している為」です。分散型アプリの方が、安全性が高まります。

メリット③:DMの監視が出来なくなる

皆さんは、SNSアプリの「DM」を使いますか? 例えば「Facebookのメッセンジャー」とか、もしくは「LINE」とか、インスタの「DM」です。

基本的には「あなたのメッセージ = 企業が監視できる」です。

セキュリティを気にする人は、そのようなアプリは使いません。その代わりに「Telegram」や「Signal」といったアプリを使います。Telegramでは「E2E encryption」という技術が使われており、メッセージが暗号化されています。

さらにTelegram社は「世界中にサーバー分散」しており、政府から圧力があったとしても、政府側が「複数国からの許可」を得ない限り、調査できません。

多くの人は「何故そこまで…」と思うかもですが、ヨーロッパを中心に「プライバシー保護」の活動が広まっており、将来的には「アプリに暗号化技術が使われる=プライバシーが保たれる」が主流になると思います。

分散型アプリの「デメリット」とは

良い点を書いてきましたが、悪い点もあります。下記です。

  • アプリが使いづらいこと

シンプルですが、致命的です。Damusという新しいアプリを使った人も、感じたはず。分散型のアプリだと、中央に会社が存在しない分、使いやすさが低下します。

  • 自由度 > 使いやすさ

上記が重視されており、だからネットに詳しくない人は、基本的に「中央に会社が存在するサービス」を好みます。皆さんが使っている「iPhone」も同じです。

iPhoneでは「iOS」が使われており、Apple社が開発するシステムです。しかし世の中には「Linux」というシステムもあり、これでもスマホやパソコンが動きます。

エンジニアはLinuxを好む傾向があり、なぜなら「自由度」が高いから。当サイトも「Linuxのシステム」を使っており、僕が構築したのですが、自由度が高いです。

以上が「分散型アプリの解説」です。僕は「ここに未来がある」と考えており、かつクリプト領域には「巨額のマネー」が流れてます。今後もブログで取り上げつつ、徐々に解説します。

2.クリプトが世界に浸透している件

続いては、サクッと読める話題です。下記をどうぞ。

繰り返しですが、僕は「クリプト技術=世界を良くする」と考えています。資産の9割はクリプトです。世の中のニュースでは「BTC価格が上がった」という内容が多いですが、個人的に重要なのは「マスアダプション」だと思っています。

クリプト技術のマスアダプションとは

要するに「使う人が増えること」です。

  • Amazon社がNFTに参入 → 裏側の技術はクリプト
  • ニューヨークでクリプト納税 → NY市がクリプト所有する

NY市は「クリプトに厳しい」として有名です。しかし先日に「クリプト納税を検討」とのニュースが出たので、バズりました。クリプト納税自体は、特に新しい概念じゃないです。アメリカの「コロラド州」では、既に許可をしています。

世界トップブランドも、クリプトに参入

まず結論として、下記のツイートをご覧ください。

最近は「ハイブランドがNFTを出す」というニュースも増えており、つまり「ハイブランドの会社が、企業としてクリプトを保有する時代」です。

実際に「クリプト送金」を使うと気付きますが、めちゃくちゃ便利です。例えば、本サイトには「Autoblogging.ai」というサービスがスポンサーに付いていますが、創業者は外国人で、報酬の支払いはクリプトです。安くて早いです。

タイの「大手銀行」も、参入しています

タイの「SCB銀行」が「DeFi領域」に参入しており、動きが早いです。

多くの人は「クリプト=銀行を破壊する」と考えますが、別の考え方もあります。それが「銀行=クリプトの橋渡」です。

人々とクリプト世界につなげるには、橋が必要です。橋の役割には、必ず「信用」が必要です。現状の銀行は、信頼を持っています。その信頼を使い、クリプト世界に参入する銀行が、この先も繁栄すると思います。

※補足:人によっては「銀行がクリプト推奨すると、利益が減る」と考えるかもです。それは「短期的には事実」です。しかし「現状の銀行 = 土日は使えない、金利が低い、海外送金が高額」だと、どちらにせよ利用者が減り続けるはず。変化する方が、生き残ると思います。

3.これからの発信では「透明性」が重要

発信力に関する話題です。まずは下記をどうぞ。

上記は「80歳のお婆ちゃんが、TikTokでバズった話」です。最も重要なツイートを抜粋すると、下記の部分です。

シンプルですが、僕は「これが本質」だと思います。例えば「イーロンマスク氏」は「最も影響力のあるTwitter民」です。では、なぜ多くの支持を集めるのか?その理由が「透明性」だと思っており、本人もそのように語っています。

海外ライターが、バズを考察した記事

先日に「バズ記事には、4つの特徴がある (All My Viral Posts Have These Four Elements)」という記事を読みました。結論を引用します。

  • その①:自分のことを語る
  • その②:とにかく継続する
  • その③:スマホ最適化する
  • その④:本音の投稿をする

僕も同意です。Twitterには「有益情報だけを流す人」がいますが、そういった人は「伸び悩むことが多い」です。なぜなら、有益情報を出す人は増え続けるので、そこだけで戦うと、結局は「消耗戦」になります。

発信で「10年継続する人」の共通点

10年プレイヤーを観察すると、見事に特徴があります。下記です。

  • その①:自分のことを語る
  • その②:とにかく継続する
  • その③:スマホ最適化する ←ここだけは時代で変化
  • その④:本音の投稿をする

今の時代なら、スマホ最適化でOKだと思います。次世代では「VR世界での最適化」が重要になるかもしれません。

世界トップの発信者も、同じことを語る

先日に「タンク・シナトラ氏」のポッドキャストを聞いていました。この方は「ミームで世界トップ」です。ミームとは、下記のようなモノです。

こういった画像を「ミーム」と読んでおり、要するに「誰でも分かる画像と言葉で、情報を広めること」です。日本版のミームだと、下記ですかね。

日本版のミーム

話を戻します。ミームの神である「シナトラ氏」は、最も重要な事として「トランスパレンシー (=透明性)」だと語っています。イーロンマスク氏と同じです。

僕もインフルエンサーとして、同意です。Twitterの予約投稿は使いません。思ったことを、その場の勢いで発信する。同時に「全体のプラス」を考えてます。発信で「全体がプラス」になるなら出すべき。自分だけがプラスはNG。この思考です。

これから「発信力」を伸ばしたい人へ

多くの人は「今からインフルエンサーを目指すなんて、もう無理だ」と考えるかもです。しかしそれは、完全に勘違いです。

Research firm Statista recently reported that the global media spend in the influencer advertising segment is projected to reach $51 billion by 2027, increasing at an annual growth rate of 13.21% from 2022 to 2027.

調査会社の「Statista社」のよると、インフルエンサー広告の分野は、大きく成長します。2022年から2027年において、年率で「13.21%」の成長が見込めます。市場規模は、2027年には「6兆円」を超える規模になります。

これからは「ニッチ分野の、インフルエンサー」が増えるはず。例えば、現状の「ビジネス系YouTuber」のジャンルを例にすると、これが「細分化」されるイメージです。

ビジネス系インフルエンサーの細分化

  • 店舗ビジネスのインフルエンサー
  • オンラインビジネスのインフルエンサー
  • 大企業の採用に関するインフルエンサー
  • 中小企業の採用に関するインフルエンサー
  • スタートアップ採用に関するインフルエンサー ...etc

そして「インフルエンサーの検索ツール」が増え、ニッチ分野にもお金が流れます。先日に「TikTok Creator Marketplace」というツールが出ましたが、これは「TikTokインフルエンサー検索ツール」です。これの「Twitter版、YouTube版」などが生まれてくると思います。

インフルエンサー市場は、始まったばかりです。好きなことを追求して、楽しく発信し、インフルエンサーを目指すのもありです。しかし大切なことがあります。すぐには達成できません。1年でも無理でしょう。少なくとも、2〜3年は必要なはず。そのためにも「無理ない発信 & 好きな分野の特化」が大切だと思います。

4.アフィリエイト手法で「炎上」しました

先日に下記のツイートをしました。

有益だと思うので、是非どうぞ。しかし申し訳ありません。ツイートをする際に「倫理観の注意書き」を書くべきでした。炎上したので、今後は気をつけます。

なお、今後のアフィリエイト市場は「大きく変化」するはず。最近は「ChatGPT」というAIツールが流行っていますが、これが伸びると「ググる=死語」になるかもです。ここの考察は「アフィリエイトが消滅する未来」からどうぞ。

5.インターネットから「国境」が消える日

最終パートです。サクッと書きます。

上記は重要な概念だと思うので、もし良かったどうぞ。

イーロンマスクの「SpeceX」へ投資する話

僕のブログには、投資家の読者も多いはず。下記をご覧ください。

海外ツイートを追っていたら、そこに「繋がりがあれば、未上場ベンチャーにも投資できる」との内容が書かれており、同時に「その人の連絡先」がありました。

僕は「イーロンマスク氏のSpeceX」に興味があります。なので連絡をしてみたら、どうやら「投資可能」なようです。今までの時代では「未上場のベンチャー企業 = 適切なコネクションが無いと投資できない」だったと思います。

しかし今回の気付きは「メール1通で、すぐに繋がれる」ということ。実際に「1000億円を運用するファンド担当者」と繋がることが出来たので、そこから投資を検討しとうと思っています。楽しい時代です。

というわけで、以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます😌🙇‍♂️

※補足:前回の記事で「僕のクリプト運用を完全公開します」と書いたのですが、運用開始は「来週スタート」とさせてください。今週は「解説したいニュース」が多かったので、情報に特化しました。来週は情報量を調整しつつ、そして「参加しつつ、学べるスタイル」にて配信します。


※PS:普段の思考やビジネス戦略は「積み上げメルマガ」から発信しています。