10年ほど苦しんだ不眠症を治した話【日常ルーティンを破壊すべき】

こんにちは、マナブです。
10年苦しんだ不眠症が治りました。

  • 起業後から、ずっと不眠症でした
  • 寝付きが悪く、3〜4時間かかる
  • 夜中に考え事をして、目が覚める
  • 自分の性格だと、思っていました
  • 一生、治らないと諦めていました

同時に鬱っぽい症状も起きました。
最も重症だった時期は、下記です。

  • 朝起きて活動すると、30分で疲れる
  • 疲れて動けないのでベッドで寝るだけ
  • 寝てても暇なので、動画で時間を潰す
  • こういった日常で、時間が過ぎていく
  • 動かないので、体も気力も弱っていく

「不眠症 + 鬱」のような状態でした。
しかし今は、完全回復したと言えます。

似た状況の人に向けて、経験を書きます。

メンタル不調には3つの段階がある

  • 休息期:ほぼ動けない。全停止して休むだけ。
  • 回復期:少し動ける。旅や運動をして、遊ぶ。
  • 活動期:挑戦、筋トレする。瞑想で心を鍛える。

それぞれのフェーズ毎に、経験を書きます。

休息期:ほぼ動けない。全停止して休むだけ。

朝起きて、30分でエネルギー切れ。自分でも状況が不明で、不思議でした。

僕は早い段階で「ビジネスの損切り」して、完全休憩しました。なので回復が早かったと言えます。もし休んでいなかったら、回復が遅れていたはず。

この状況の人へメッセージ

シンドくてブログなんて読まないと思いますが、、もし読んでいたら、すぐ休んで下さい。身の回りにこういった人がいるなら、ぜひ休むように声をかけてください。一生、感謝されます。

回復期:少し動ける。旅や運動をして、遊ぶ。

僕の場合は、旅から回復しました。一緒に旅した友人達には、感謝しかないです。

メンタル回復ではルーティン破壊が大切です。同じ日常からは、同じアウトプットしか生まれません。病んでいる日常からは、病んだ自分しか生まれません。僕は連続で旅をしました。

上記は病んでいた時期に書いた記事で、ポイントは下記。

  • 強制的な思考停止:2〜4日おきに移動すると大変なので、メンタル不調が生まれづらくなる。何かに悩む前に、旅中のトラブルを解決する必要が生まれ、これが「強制的な思考停止」に繋がり、脳が休まります。
  • 少ない労働量:ここはゼロでも良いかもですが、個人的に思うことは「ある程度は働く方が、社会との繋がりも生まれるし健康的」と考えています。なので1週間に4時間ほどですが (※僕の場合はブログ執筆のみ) 、ゆるく働きました。
  • 充分な運動量:毎日2時間ほど運動をすると、間違いなく心が晴れます。厳しい筋トレは不要で、僕の場合は「ウォーキングのみ」でした。歩きながらも思考できるので、新しいビジネス案を考えつつ歩いていました。

僕が「挑戦できる状態」になった理由

結論は、自分なりのヒーリング方法が確立できたから。

  • 1ヶ月ほど2〜4日おきに旅で移動する。新しい景色、情報、経験を取り込む。
  • 1週間で4時間ほど働く。旅しつつも、可能な限りで生産性を上げて作業する。
  • 毎日少なくとも2時間は、運動やウォーキングをする。ちゃんと日光も浴びる。

また病んだら、この動きを実行します。そしたら回復できるはず。ある意味で「いつでも戻れる安心感」を得ました。なので、また挑戦できます。

この状況の人へメッセージ

とにかく、日常ルーティンを破壊してください。すると新しい日常が生まれ、感情も回復します。病んだ状態で継続することは、かなり非効率です。

心が病むと、心が閉じます。閉じた心からは、閉じたアイデアしか生まれません。閉じたアイデアには優しさがなく、人が集まりません。

人が集まらない行動は、ビジネスで非効率です。新しい場所、開放的な場所に行くと、心地良くないですか? それが、心が開いた状態です。

今の僕は心が開いています。なのでアイデアも出ます。心に問題があるなら向き合うべき。向き合わない限り、ずっと非効率が続きます。自分をヒーリングすべきです。

活動期:挑戦、筋トレする。瞑想で心を鍛える。

今の状態です。一気に心が回復しました。

  • 新しい挑戦をした:友人と合宿企画をしました。不安もあったけど本気で取り組めて、昔の自分を思い出しました。このマインドで行動したら、今後も全て成功できると思えました。自信を取り戻せたと思います。大きな回復です。
  • 強度が強めの筋トレ:週5で筋トレ中。友人から教わりました。1〜3ヶ月でいいので、トレーナーを付けると良いです。そこでメニューを学び、あとは自主練。1人だとモチベ低下するので、たまに友人と合トレです。合トレは超ハッピーな気持ちになります。
  • 日常的に瞑想をする:毎日20分ほど瞑想しています。心が整い、感情コントロールが強くなりました。少し以前までは「あ、心が病みそうだな」という感覚がありました。しかし今は「あ、病みそうかも → よし吹き飛ばすか → 今日も良い日だな」となります。

瞑想の方法に関しては、適当にググってください。
なお僕が本格的に瞑想を始めた理由は「この記事」です。

この状況の人へメッセージ

不眠症で薬に頼る人も多いはず。僕もそうでした。しかし全てのドラッグには裏表があります。表は効果:よく眠れて気持ち良い。裏は体へのダメージ:急速に眠れる = 急速に体の機能を止めています。

パソコンに例えるなら、常に「突然のスイッチOFF」をしている状態です。人間もパソコンも、シャットダウンの流れがあります。それを無視し続けたら、ダメージは蓄積します。

そして薬に依存すると、普通に寝るのが面倒になります。薬の方が意識が飛んで、楽に寝れるから。一生、薬を飲みますか? どこかで辞めない限り、ダメージ継続します。

僕は薬が必要かを確かめる為にも、何日かは眠れない日々がありました。どうしても寝れないなら飲めばOK。そして徐々に回復して、今があります。変化しない限り、未来は今の延長線です。

眠る時に使える呼吸法について

昨夜も使いました。わりかし、すっと眠れます。

  • 4秒で吸って、4秒で吐く

これだけです。調子が良いと、すぐ寝れます。別の方法は下記です。

  • ベッドに寝つつ、感触を楽しむ

寝れない時に「ベッドは気持ち良いなぁ、、柔らかい。ずっとダラダラできるとか最高だなぁ」という気持ちを持つ。大切なことは「早く寝なきゃ」という気持ちを消すこと。

スマホ断捨離も、かなり効果あり

普段の僕は、ほぼスマホを触りません。先日に2泊3日で旅しましたが、スマホ時間は3分ほど。スマホでは、脳が急速に活性化します。なので夜の利用は避けるべき。

しかし使うなと言っても、皆さん使います。
なぜか? 習慣化しつつ、依存しているから。

無意識で、スマホを開いてませんか? 指が自動的にSNSアプリを開きませんか? こういった依存は、2〜3週間で消えます。僕は帰宅したら電源を切り、見えない場所に置きます。

「でも、スマホを見ないと情報収集できません」

スマホからの情報収集で、大きな成果が出ましたか? 僕の場合は「自分で考えて行動したとき」に成果が出ました。スティーブ・ジョブズは、子供のスマホ利用を制限しました。ビル・ゲイツも同じです。なぜ、天才達はこのように動くのか?

世の中には「本音と建前」があって、世の中には建前の情報が多い。iPhone開発者が「子どものために、スマホ時間を制限しています」なんて声明は出せません。株価が下がります。

色々な情報を鵜呑みにすると、損するのは自分です。それよりも自分で情報を判断すべき。僕はスマホ依存、SNS依存は人生を困難にすると判断しました。なので誰にも相談せずに減らしました。自分で決めたことです。

Confidence means deciding who you want to be without the reflection of what other people think.

翻訳:他人からの評価を気にせずに、ありたい自分でいること。それが自信です。― Think Like A Monk

10年ほど不眠症に苦しんだ僕でも、治りました。

  • 不眠症が普通と思うのは、大きな間違いです。
  • 不眠症のある自分を好きになるのもNGです。
  • 不眠症の自分を観察し、是非治してください。

すると、日常が最高にハッピーになります。
というわけで以上です。記事が参考になれば幸いです。

※PS:シンドい時は、友人に頼るのがベスト。自分に余裕があるなら、友人を助ける。これが最良の薬で、副作用もありません。自分が頼ることで、相手も自分に頼れる。これを歌っているのが「Count on Me ー Bruno Mars」です。


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