【弱者の戦略】人生で適切に諦め、方向転換する方法【パラメータ理論】
こんにちは、マナブです。
諦めるコツについて書きます。
僕は「損切りが早い」と言われます
- 最近はTwitterを損切りしました。もう頑張りません。
- YouTubeも損切りしてます。これは2日で決断しました。
- ブログも995日で毎日更新を停止。1000日は目指しません。
しかし、耐えることも大切です
- ブログは4年ほど伸びず収益は月3万。でも継続しました。
- ラジオがあまり伸びなくても、1年ほど毎日更新しました。
- プロゲーマーを目指して3000時間ほどゲーム練習して損切り。
僕は「世界 = ゲーム」として考えています。これを書きます。
※補足:説得力を高める材料として、今の僕は33歳。5億円ほど稼ぎました。しかし能力は高くない。適切に動いたから結果が出ました。ここを書きます。
僕が適切に損切りできる理由 = 兄が優秀
小さい頃から、兄に勝てませんでした。
兄は優等生 / 僕は陰キャ
数学をやっても負ける。足の速さも負ける。サッカーでも負ける。そして兄は「教師から好かれるタイプ」で、通知表には「優等生」と書かれます。
僕は教師から嫌われやすいタイプで、無視されたりしました。あとは僕だけ練習に参加できないなど。負けまくりの人生。兄に唯一勝てたのは、ゲームだけ。
中学時代の友人にも勝てなかった
今でも覚えています。友人と同じ塾に入ったけど、その友人はサクサクと数学を覚えます。僕は全然理解できず、、苦戦。
しかし「分からない」と言うのが恥ずかしくて、答えを見て進める。すると言うまでもなく、さらに迷子です。最終的には母親に泣き言を言って、先生に「最初からやり直すように」と言ってもらいました。
高校時代も思い出します。友人と筋トレを始めました。同じメニューで、同じ日に始めたのに、、友人はすぐに腹筋が割れてムキムキ。僕はガリガリで無理ゲーです。これらの経験から悟りました。「あぁ、すごい人には勝てない。ここで戦っても無理だ…。」
負け続けの人生だけど、幸せでした
母親の教育に感謝しています。僕がゲーム廃人だったり、学校で怒られたり、他人に挨拶できなくても、いつも「この人は、いつもコレだから」と言われていました。なので自己肯定感は高いです。
兄に対する嫉妬もゼロです。むしろ内心では「兄は優秀で世渡りも上手いけど、そのために時間と精神を使っているので、消耗した人生だな」と思っていました。その逆で僕は「自由に生きており、自分は素晴らしい」と思っています(今でも)。
僕の能力 = 勝てる場所の見極め
小さい頃から「勝てる場所」を見極めてきました。
メタルギアというオンラインゲームで「全国28位」を取ったときも、スコアを最適化するために1年ほど育てたアカウントを削除して、勝つために育て直しました。そして半年で「28位」を取れました。
しかし、プロゲーマーとして勝てないことは確信しています。去年にPUBGというゲームを「3000時間」ほど練習したけど、やはり勝てませんでした。メタルギアで上位だったときも、トップ層のセンスに驚愕してました。
本当に強い人は、本当に強い。格が違いすぎる…。なので僕に出来ることは「勝てる場所の見極め」です。本当は「ガチで強い人」に憧れますが、諦めています。プレイ能力は「平均より上」だとは思いますが、プロは無理な実力です。
人生で適切に諦めるためのパラメータ理論
自分のパラメータを見極め、世界をゲームと考えつつ、立ち回ります。
パラメータ理論がこちら
5つの軸で考えます。そして重要なのは「データの正確性」じゃないです。自分を同じ業界の人と比較して、相対的に自分の位置を考えます。勝てないなら撤退です。僕は「ブログや情報商材」の業界にいたので、この業界の人と比較します。
僕のパラメータ:
- 偏差値:高校の偏差値は58。大学は「法政大学の理系」で偏差値は55。
- 自頭の良さ:頭の回転は遅いです。昔の友人に聞けば、そのように答えるはず。
- 野生の勘:野生の勘は高めです。時代の先読みが、ある程度は得意です。
- 時代の後押し:陰キャで引きこもりなので、ネット時代と相性が抜群です。
- 外見と清潔度:清潔度は高めなので、だからYouTubeでプラスに働きました。
僕の強みは「赤枠」です。ここで戦うしかない。
そして僕のブログが伸びた理由は「弱者の痛みが分かるから」です。本当に苦労して学びました。ブログ関連の書籍は「300冊」は読んだはず。野生の勘で時代を読みつつ、陰キャなので引きこもり、無限にブログを書きました。
イケハヤさんの場合:
イケハヤさんは「早稲田の政経学部」を出ており、偏差値は日本トップ級。かつ頭の回転も鬼早い。文章を書く速度も早すぎです。僕は一生、勝てません。本気でブログに取り組んだからこそ、納得感のある敗北です。
そして「野生の勘 (時代の先読み)」や「時代の後押し (陰キャが強い)」もありますよね。外見や清潔度は「普通」だと思いますが、ここで戦っている人じゃないので問題なし。完全なる「Sクラスの強キャラ」です。
与沢翼さんの場合:
イケハヤさん同様で「早稲田」を出ています。ヤンキー時代があったとはいえ、育ちも良いはず。そして「野生の勘」も高く、時代を読める人です。
とはいえ、時代の後押しは「微妙」なのかなと。1回だけお会いして感じたことですが、そこまでテクノロジーが好きではなさそう。とはいえ頭が良いので、どんな時代にも適応できそう。言うまでもなく、Sクラスの強キャラです。
リクルートの友人:
偏差値や育ちの良さは高め。頭の回転も早いです。野生の勘も「ある程度は高い」と思いますが、ここは僕と同じくらいか、もしくは僕が勝てそうです。
時代の後押しは、そこまで高くないです。営業が得意な友人なので。こういったタイプは「大企業」で活躍できるはず。Aクラスの強キャラですね。
フリーランスの友人:
フリーランスで、そこそこ稼ぐ友人です。偏差値は高めですが、他のパラメータは「わりかし普通」だと思います。このパラメータだと「Bクラスのキャラかな」と思います。世の中の大半は「B or Cクラス」だと思います。
能力が低い場合の戦い方
突出したパラメータがない場合は、下記の戦略です。
- その①:基本戦略は波乗り
- その②:飛び道具として共感
その①:基本戦略は波乗り
結論は「これから伸びる場所に入る」です。
- 方法①:僕の場合は「新卒でフィリピン就職」をしました。日本で競争しても勝てないのは明白だったので、移動しました。そして当時はフィリピン留学が爆発的に伸びており、ここを狙いました。なので「能力以上の結果」が出ました。
- 方法②:ベンチャー企業への就職も良い。立ち上がったばかりの会社は「採用」が困難です。多くの人は、信頼や結果の出てない会社には入りません。しかし伸びる会社を見極めて初期メンバーになれば、会社拡大と共に、上にいけます。
- 方法③:ベンチャー就職を「国単位」で考えることも可能。これから伸びる国にいれば、自然と恩恵があります。最近の「タイ人」は「急激に豊か」になっていますが、それは自国通貨が強いから。僕も資産の1割がタイバーツなので、勝手に増えました。
ちなみに僕が新卒なら「インド就職」します。インドに行って確信しました。そして「インドに詳しい日本人」のポジションを獲得します。今後のインドは「無視できない市場」になるので、新規の人が増え続けます。
先に現地に入っていれば、あとから来る人に「Give」が出来ます。相手が喜ぶ「Give」をすると、そこで「信頼」が生まれます。信頼さえ貯めておけば、あとからお金は稼げます。ここは確実に断言します。
その②:飛び道具として共感
Sキャラの弱みは、共感されづらいこと。 なのでSNSで上手く共感を集めたら、ゲームチェンジが起こる可能性あり。
しかし注意点あり。それは「共感だけでは、勝てない」です。例えば「ブログは辛いけど、一緒に頑張りましょう」と無限にツイートしても、多少はイイネが増えたとしても、突き抜けることは厳しい。
なので自分の能力も高め、そこから更に「Sクラスの強キャラが出せない共感」を武器にすることで、やっと「ゲームチェンジ」を狙えます。だから僕のYouTubeは伸びました。これ以外に勝てる道はありませんでした。
※補足:こんな書き方をすると、僕が「最初から分かっていて、行動した」と思われそうですが、完全なる勘違いです。何も未来なんて見えていませんでした。
今でも同じですが、僕の戦略は「今日の自分が出来る最大のアウトプットを、継続する」です。1つの壁を超えると、次が見えます。Sクラスの人は「未来を見通した戦略」を練れますが、僕の能力では難しい場合が多い。なので「走りながら、全力で考える」がポリシーです。
これからネットで勝つための3つの戦略
パラメータが普通の人向けに書きます。
優秀ならどこでも生きれるので、好きに選べばOKです。
- 選択肢①:ベンチャー企業に就職
- 選択肢②:これから伸びる国で就職
- 選択肢③:コミュニティ初期メンバー(※副業可能)
選択肢①:ベンチャー企業に就職
普通のパラメータで大きな結果を出すには、リスクを取る必要があります。そしてベンチャー界隈には、意外にも「超優秀な人」がいません。超優秀な人は、リスクが見えすぎるのでリスクを取れない傾向あり。
選択肢②:これから伸びる国で就職
これから伸びる国で働くのも良い。今の僕なら「インド、ドバイ、中国」を狙います。しかし、この中でもベストな選択肢は「インド」だと思います。
旅行して感じました。インドは新日で、かつ中国との関係性が微妙です。なので日本人だと受け入れられやすく、現地で差別もありません。
国をベンチャー企業と見立て、今からリスクを取る感じです。とはいえ、これらの国が伸びることは、ほぼ確実。なので環境に適応できるなら、行くべきだと思います。僕が新卒なら、確実にインドです。
コミュニティ初期メンバーとは
まず前提として、これからは「クラウド起業の時代」と考えています。コロナで働き方がシフトしました。場所も国境も関係ありません。グローバル規模でみたら、言語の壁も消えています。
日本は「日本語の壁」で守られていますが、あと数年で崩れるはず。AIの自動翻訳が発達するため。さらに現代では「オンライン上で働くツール」と「ネット速度」が充分に発達しました。オフィスが「負債」になる時代です。
伸びるコミュニティに注力する
ベンチャー就職に似ています。しかしベンチャー就職だと、全時間をコミットする必要あり。
コミュニティなら副業可能。そしてコミュニティはインフルエンサーが運営している場合が多く、トップから信頼されたら、高速で信頼を伸ばせます。最近の僕はTwitterへの注力を辞めていますが、今からSNSを伸ばすよりも効率的かなと。
ここまで読んで「自分がコミュニティを運営しているから、どうせポジショントークだろう」と言われそうですが、本音です。
僕自身が「結果を出すため」に「この道」を選びました。総フォロワー数100万人まで伸ばしましたが、損切りです。ほぼ全ての時間をコミュニティに使っています。ポジショントークじゃないことは、行動で証明します。
とはいえ、楽しさが最重要
僕の時頭は微妙ですが、ブログが伸びました。理由は好きだから。これに尽きる。ブログ関連の本は、300冊は読んでいます。苦痛ゼロ。その結果として、誰よりも知識が体系化できました。なので発信したら伸びました。
好きなことをすると、生産性が上がる
好きなことをベースにして、その上で戦略を練るべき。楽しいことをすると「生産性」が上がります。下記をご覧ください。
Success doesn’t lead to feeling good. Feeling good leads to success.
成功が「良い気分」を生み出すのではない。良い気分が「成功」を生み出す。
これは経験から確信します。僕はブログが好きなので、たまに「記事公開」を忘れます。書いただけで「最高の気分」になり、満足します。謎ですよね。
今も記事を書きつつ、最高の気分です。最高の気分なので、結果も出やすい。楽しさが生産性アップに繋がることは、研究でも証明されています。気になる方は「Feel-Good Productivity」の本をどうぞ。
自分を過信すると、負けるだけ
最近は反省しました。調子に乗っていた。自分の能力が高いと勘違いして、色々と手を出しました。しかし僕の本質は「雑魚」です。なので「愚直に、勝てる場所」を探します。勝てない場所は、全て損切り。
あと処理能力も高くないので、多くのことは出来ません。経験から思うことは、最大で「2つ」です。なので今後は「ゲーム開発」と「外貨獲得サロン」に注力します。この2つは心から楽しいです。
ゲームが好きなのは、先ほどに書いたとおり。本当に楽しく、無限に考えています。あとゲーム開発して思うのは、ゲームも上手くなりますね。開発者の視点でプレイできるので、上達が早まります。楽しみつつ無限に考え、事業を進めていきます。
※余談:将来的には「FPS初心者が中級者を目指すための、解説チャンネル」を作りたい。僕は「センス」では勝てないので、プロの戦闘シーンを無限に見つつ、勝てる立ち回りを言語化しています。完成したら公開します。
外貨獲得サロンも自信あり
新卒から海外に出て、すでに10年目。ほぼ全ての友人が海外に住んでおり、外貨サロンを始めたら「昔の友人」からメッセージが届きました。上手く連携しつつ、日本人の外貨獲得を支援したい。
そしてこれは「新卒の僕が、最終目標にしていたこと」です。詳しくは「こちらのツイート」です。10年ほど行動してきて、なんか「点と点が繋がってきたな」と感じます。未来は不明ですが、確実に「全体のプラス」を作る自信があります。
というわけで記事は以上です。ぜひ「パラメータ理論」を考えてみて欲しいです。そして適切に諦める。すると人生で「勝ちやすい道」が見えてきます。
*Special Thanks: 本記事は奥さんと夜な夜な話つつ、共同で体系化した内容です。この場を借りて感謝します。
※PS:普段の思考やビジネス戦略は「積み上げメルマガ」から発信しています。