【読書】あした死ぬかもよ?【人生で目指すこと:優しい革命を起こす人】

YouTubeリサーチをしていたら、ひすいこうたろう氏を発見。僕も「自己啓発の領域」を狙いたいと思っていたので、本書を読んでみました。

結論は素晴らしい本。言語化が上手い。

というか、たぶん著者自身が自己啓発が大好きで、その分野を学びまくっているからこその「言語化」だと思った。

なお最近のYouTubeで伸びてるのは、ネット以外で結果を出してる人が多いと感じる。例えば「ベストセラー作家」や「テレビ業界の有名ディレクター」など。

いわゆる「ネット芸人みたいなフォーマット」が飽きられており、ひすいこうたろう氏の発信やYouTubeのスタイルも学びになります。

下記に僕の引用を載せつつ、コメントします。

この世の最大の不幸はなんでしょう? それは、死が間近に迫ったときに、自分の人生に後悔することです。 死ぬ前に後悔することこそ、最大の不幸です。 しかし、それを避ける方法がたったひとつだけあります。 いま、この場でしっかり自分の死を想像してみればいい。

かつてサムライたちが、あれだけ潔く、情熱的に生きられたのは、「自分はいつか死ぬ身である」という事実から目をそらさずに、「この命を何に使おうか」と、日々心を練っていたからです。

本当にそう思う。最近は吉田松陰の小説を読んでいるけど、たった200年前の日本人と今の日本人では、価値観が違いすぎて驚く。

当時は「死」が近くにあったから、そして多くの人が「死に方」を求めていたから、もっと感情的に生きていたのだと思う。

これは「僕が初めて東南アジアに住んだときの感覚」に近いです。

日本だと閉塞感を感じる一方で、東南アジアからは活力を感じた。やはり国が発展して安定すると、国民から”活力”や”豊かな感情”が減るのだと思う。

以前にインドに行った時は、猛烈な勢いを感じた。日本を否定する訳ではないけど、やはり外に出ることの重要性も感じます。周りの環境で自分が作られるので、環境を大切にして生きたいと思う。

もし、あなたが30代だとしたら、桜をあと50回も見られないかもしれない。

たしかに自分の場合は、あと50回も桜を見れなさそう。

最近は瞑想をしていることもあり、朝の感情が超ポジティブです。その後にスタバに向かったら、道中での「アート作品」に目がいった。

「こんなに素晴らしい作品が並んでいて、本当に素晴らしい」

こういった感情は、下を向いてスマホばかり触っていたら感じません。視野を上げて、景色を楽しもうと思えました。

どんなに大変なことがこの先に起こっても、あなたに、乗り越えられない問題は起きない。 そう断言しておきます。その理由をご説明しましょう。

これは僕が心理療法を習った矢野惣一先生から教えていただいた手法なのですが、不安を瞬間的に軽減する方法があるんです。 例えば、「え、そんな仕事やったことないんだけど、できるかな?」って不安になったとき、自分に向かって次の質問をするんです。

「何点?」って。 「過去最高度の不安を10点とすると、この不安は何点?」って。 過去最高度の不安を10点とすると、この不安は8点かな。 だったら、余裕でしょ? 過去最高度の不安を10点とすると、今回の不安は6点かな。 だったら、余裕でしょ?

たしかにと思いつつ、僕は以前からこの思考を使っていました。どんなに辛いことがあっても、起業失敗したときの状況よりは辛くない。

ただ最近になって再考してみると、最も辛かったのは「鬱に近い状態の時期」かも。しかし、今は乗り越えた。

たまにシンドい日もあるけど、辛さレベルは2〜3です。それなら受け入れつつ、前に進めばいい。これだけだと思います。

もしあなたが一夜にして1億円の借金を背負い、裁判に巻き込まれ、命まで狙われるようになったら平常心でいられますか? 実は、実際にそんな状況になっても、人生を楽しんでいた男がいます。幕末の革命児、坂本龍馬です。

「これからは、カンパニーじゃあー」と、意気揚々と貿易会社・海援隊を立ち上げた龍馬。 龍馬、当時32歳。その最初の船出で、いろは丸は紀州和歌山藩の蒸気船・明光丸に衝突。いろは丸に乗っていた海援隊員は明光丸に乗り込み、命は助かったものの、いろは丸は沈没してしまうのです。 龍馬たちは明光丸の過失を主張。

しかし、相手は江戸幕府の徳川御三家、天下の紀州藩です。 一方、海援隊は、脱藩浪士たちの集まり、事実上、フリーターです(笑)。 王者・徳川御三家 VS チームフリーター。これでは勝ち目はない。

しかし龍馬はあきらめなかった。龍馬はなにをしたのか? 〝Sing a Song〟です! 船を沈没させられた賠償金を取るために作詞作曲で立ち向かったのです!!(笑)

「船を沈めたそのつぐないは 金をとらずに国をとる ♪ ~はあ よさこい よさこい」

おまけに、龍馬は交渉の場で仲間にいじめられていたんです! 「龍馬、何をグズグズしてるんだ! アホか、おまえ!紀州藩ごとき、国ごと取ればいいぜよ」。龍馬は交渉の場で、こんな感じで仲間に強く責められ、いじめられていたんです。

実は、これも龍馬の作戦でした。交渉に同行させた海援隊のメンバーにワザと刀を帯びさせ、龍馬を強く責めさせたのです。相手をビビらせるために笑。龍馬は、人生をなめきっていた。いい意味で。

坂本龍馬は本当に素晴らしい。 僕が起業失敗で実家に引きこもっていた時期に、本を読みました。

そこで思ったことは「竜馬は何度も死にかけてるのに、自分は2回のホールドアップで死にかけたくらいだ。この先で暗殺されることも無いだろうし、余裕すぎる!」でした。ここで奮い立って、今があります。

ここで僕が伝えたいのは、「どんな人生ならば、あなたは心からときめくのか」ということです。人は、心からときめいたとき、どんな苦労をも乗り越える力を持つからです。

改めて、明日から自問自答したいと思います。

「明日に死ぬなら、今からする事をする?」

これで「NO」の日が続いたら、人生を見直します。以前にも実行して、当時はYESが多かった。また実行します。

実際に知っている人で「こんなふうになりたい」と憧れている人を5人あげましょう。さらに歴史上からも5人をあげましょう。

僕の回答は下記です。

  • 父:誰にでも優しい人
  • アキさん:気遣いが神
  • 坂本龍馬:カッコいい
  • 吉田松陰:革命ブロガー
  • 孫正義:熱意や情熱が神

こういった感じ。
総合で考えると、僕は「優しい革命を起こす人」を目指したい。

優しい革命は、僕の中で起こったことです。

今のような人生なんて、絶対に歩めると思っていなかった。でも小さな挑戦を繰り返して、身の回りの人が変化して、時間はかかったけど人生で自由になれた。

その過程で「勝つためには相手を蹴落とせ」という人もいたけど、僕のスタンスは「周りと一緒に勝つ」です。

だから競争の激しい領域ではビジネスしません。これから伸びる領域で、みんなで波を作って上にいきたい。

これが僕が思う「優しい人生革命」だと思うので、引き続きで発信しつつ、試行錯誤して進んでいきます。以上です。

» あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問


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