NFTが流行っているけど、なぜ価値が生まれるのか【未来の稼ぎ方】
こんにちは、マナブです。
今回は「NFTの価値」について書いてみます。
なお、1つお知らせがありまして、下記です。
限定NFTをリリースします【数量は500個だけ】
突然ですが、記事の読者さん向けにNFTをリリースします。
NFTを軸に「クリプト学習のコミュニティ」を作る予定です。
僕の自己紹介&実績まとめ (※参考)
- ブログを含めた発信歴は、約10年ほど
- 総フォロワー数は、合計で90万人超え
- 次なる10年は、クリプトに全コミット
上記のとおり。これはSNSで告知していません。
なお、価格は「0.05ETH」です。ドル換算で「97ドル」ほど。
下記よりNFTを確認できますので、ぜひご覧くださいませ。
» 限定NFTの紹介ページ(※数量は500個です)
申し訳ありません🙇♂️🙇♂️🙇♂️
上記のNFTは、販売しません。解説させてください。
NFTキャンペーンを見て、なにを感じましたか?
NFTの解説記事を書くにあたって、考えていました。どうやったら、NFTの「本質的な価値」を「体験」できるか。最も良い方法は「買ってみること」でもあるのですが、全員が行動できる訳じゃないですよね。
なので、一部の方には無駄に期待をさせてしまったと思うのですが、上記のように「偽りのNFTキャンペーン」を告知してみました。 仮に一瞬でも「欲しいかも」と思った方は、なぜ「その感情」が生まれましたか?
NFTの価値 = コミュニティ = 所属の欲求
NFTには「複数の価値の生まれ方」があると思いますが、分かりやすいのは「コミュニティとしての価値」です。例えばですが、僕の場合は下記の部分です。
NFTを軸に「クリプト学習のコミュニティ」を作る予定です。
こういった文言から、将来への期待感が生まれますよね。同時に「コミュニティに所属したい」という気持ちが出てくるので、そこから「購入の欲求」が生まれる感じです。
僕が「4,000万円」のNFTを購入した理由
例えば僕自身は「クリプト・パンクス」という、当時は「4,000万円 (※今は値下がり中)」もしたNFTを「Twitterのプロフィール画像」にしていますが、これも「所属の欲求」を満たすためです。
クリプト界としては「クリプトパンクス=クリプトの未来を長期的に信じる人」といったカテゴリーなので、そういったアイコンを購入することによって、意思表示しています。
ある意味で「ファッション」と同じですよね。僕はファッションに詳しくないですが、例えば「ユニクロ」とかも、ある意味で「価値観を売っている会社」だと思います。
僕はユニクロが好きですが、なぜなら「コスパ&ファッション性」のバランスが良いからです。こういった「生産的な人生を歩みたい」という「価値観」に同意する人は、たぶんユニクロを好むんじゃないですかね。
NFTの価値には、色々なパターンがある
コミュニティ要素がないNFTでも、下記は売れやすい傾向です。
- 作品の作り手が有名である(例:ドルガバが出しているNFT)
- NFTの利用用途がある(例:ゲーム内のアイテムとして購入)
- マニアが欲しがる作品(例:野球の貴重なシーンを動画NFT化)
- SNSでバスっていて面白い(例:過去5年の自撮りをNFT化)
すこし補足すると、ゲーム内アイテムのNFTとしては、最も有名なのが「アクシー・インフィニティ」です。かわいいキャラクターを育てて、戦って、かつ稼げるゲームです。キャラクターがNFTなので、購入後にゲームをプレイできます。
また、マニアが欲しがるNFTに関しては、間違いなく「NBA Top Shot」が有名です。バスケのNBAの映像がNFT化されており、一部は高額で取引されています。
最後に「SNSでバズっているNFT」ですが、これは「インドネシアの大学生」から波及しました。そこから「IreneDAO」といったモデルが出しているNFTコレクションなども生まれてきました。
NFTなんて、右クリックで保存できるじゃん
前半パートを終える前に、よくある批判に回答します。
よくある批判:NFTなんて「コピペ」できる
例えばですが、下記に2つのNFTを貼っておきます。僕が所有。合計で「3,800万円」です。
NFTを批判する人は、僕の画像をコピペしつつ、そこで「ほら、あなたのNFTを盗みましたよ」とコメントします。しかしこれは、実は的外れだったりします。
モナリザを撮影したら、盗めるのか?
アート領域だと、間違いなく「モナリザ」が有名ですよね。では美術館で下記を実行します。
- モナリザを高級カメラで撮影する
- 家に帰宅して、プリンターで印刷
- 壁に飾って、モナリザの盗難完了
上記って、どう思いますか? これじゃあ、何も盗めていないことが分かりますよね。別の例えを出すと、例えば「ニセのブランド品」を買う人も同じです。
時計のロレックスを買うにあたって、皆さんは本物を欲しがりますか? 偽物でもOKですか? NFTも同じです。
僕が所有する「クリプト・パンクス」をコピペしてもOKですが、それを使っても最終的には「いや、それって偽物じゃん」と証明できる訳なので、これじゃあダサいですよね。本物を欲しがっている人が、ある意味で「NFTを買っている」とも言えます。
NFT = ネット世界に現実世界を作る
NFTの簡単な理解は、シンプルに「今の現実世界」です。
例えば僕の目の前には、スタバのカップがあります。このカップは以前に購入しました。そして、ある意味で「僕が使っているカップ」は「NFT」でもあります。
なぜなら、僕が使うことで傷がついたり、傷んだりします。これってある意味で「オリジナリティが高まる」とも言えますよね。
他にも分かりやすい例だと、例えば「逆転ホームランのボール」です。
プロ野球選手が逆転ホームランをしたら、そのボールに価値がついたりします。もともとのボールは価値が低いですが、そこにストーリーが重なると、価値になります。
近未来では「プロゲーマーが決勝戦で使った武器」に大きな価値が生まれるはず。なぜなら、それは「逆転ホームランのボール」と同じ文脈だからです。
NFTの未来は、どのように進んでいくのか【変化】
後半は「未来の変化」を書いていきます。
ゲーム領域から、進化が始まる
まずは下記のツイートをご覧ください。
"I think gaming is always 5 to 10 years ahead of every form of media"
— Manabu (@manabubannai) April 14, 2022
"Do all the things the video game world does: give it away, have it stream, have mods, make it popular, get it embedded in culture, and then monetize the status layer, NFT layer, the virtual good layer" https://t.co/5kAhsgD42n pic.twitter.com/FoYUrxFwTp
英語なので翻訳すると、下記のとおり。
ゲーム業界は、あらゆるメディアの5〜10年先を進んでいます。つまり、ゲーム業界が行っていることの全てを実行すべき。 具体的には「無料プレイ、ストリーミング、二次制作」など。そして人気度を高め、最終的には「文化」を作り、そして「ファッション」などの「ステータス面」で収益化をすべきです。
上記は「世界的に有名な投資家」である「クリス・ディクソン氏」の言葉です。僕自身も「元廃人ゲーマー」ですが、この意見に同意です。ゲーム世界は「ゲーム世界の内部」で経済が発展してくので、現実世界よりも「デジタル領域における進歩」が早いと思います。
まずは「RMT」の領域が変化しそう
この先の話は、あくまで僕の意見です。参考程度にどうぞ。まずNFTと相性が良いのは、たぶん「RMT」です。言葉の意味は「リアル・マネー・トレーディング」です。
例えば、あなたが「どうぶつの森」で「レアなアイテム」を見つけたとします。しかし今の世の中だと、そのアイテムは転売できないですよね。仮に転売するにしても、ちょっと「ゲームの規約的にグレーな方法」になると思います。
しかしNFTがゲームに組み込まれると、ゲーム内アイテムを「自由に売買」できます。こちらの方が、明らかに良くないですか?
というか、そもそも「RMT」というマーケットが既に存在しているので、NFTは「この領域」を食べていくと思います。ここを最初に侵食しつつ、発展します。
ゲームと現実が、徐々に融合する
先ほどの「RMT」の話とも近いですが、ゲームと現実が繋がっていきます。 例えば今の世の中でも、ゲーム内アイテムを売って生活する人がいます。下記です。
Wow, This is The Future of Gaming😌
— Manabu (@manabubannai) May 12, 2022
This guy earned $472,000💵 less than 3 years by selling his World of Warcraft account.
You can see his tactics on Reddit, and I guess we can imitate his tactics in the blockchain gaming industry in the near futurehttps://t.co/ywC7qsZNHM pic.twitter.com/gZ41fwIyEA
英語なので翻訳すると、要するに「ワールド・オブ・ウォークラフト」というゲームをプレイしつつ、そのアイテムを売ることで、3年間で「約6,000万円を稼いだ」という人の話です。ちなみにこれは、2015年の話なので、今から7年前です。ゲーム界は、時代の最先端です。
YGGという組織も、面白い
英単語が多くて申し訳ないですが、クリプト領域の「YGG (Yield Guild Games)」というコミュニティも面白いです。フィリピン発のコミュニティなのですが、例えば下記を実行しています。
- ① ゲーム内キャラクターの貸し出し
- ② ゲーム内通貨の「換金先」の模索
まず①に関しては、例えば「アクシー・インフィニティ」というゲームをプレイするには、まずはアクシーというキャラクターのNFTを購入する必要があります。しかしアクシーは数万円もするので、多くの人は買うのが厳しいです。
しかしYGGというコミュニティに入れば、そこで「アクシーを貸し出す人」がいます。そういった人からNFTを借りることによって、NFTゲームに参加できます。
ゲーム内のお金と、現実の世界のお金の融合
続いて②ですが、例えば「アクシーというNFTゲームで稼ぐ」という行為をしても、今の世の中だと、実は「出金作業」が面倒です。
具体的には「アクシーからコインを取り出す→クリプトの取引所で法定通貨に変換する→自分の銀行口座に送金する」という流れです。この過程では、ちょくちょくと手数料が削られます。
しかし、もっとシンプルに「ゲーム内で稼ぐ→現実世界でコインを使う」という流れだと、もっと楽じゃないですか? こういった「現実世界でのクリプト利用」を促進しているのが、YGGというコミュニティです。
巨大なコミュニティなので、他にも事業領域が多いです。気になる方は、ぜひググってみてください。
NFTは「最強のマーケティングツール」でもある
ちょい脱線しますが、NFTを語る際に「マーケティング面」も欠かせません。
例えば「BAYC」という有名なNFTコレクションがありますが、先日に「メタバースの土地をリリースします」と発表しつつ、1日で300億円近くを売上ました。歴史的な快挙です。
では、BAYCを運営する会社は、いくらの広告費を使っているか? 0円です。 ここの解説では「スキン・イン・ザ・ゲーム」とセットで解説します。
まずは「言葉」を紹介します
クリプトを本格的に学ぶには、間違いなく英語力が必須です。そして今から紹介する言葉も知っておくべき。それが「Skin in The Game」です。要するに「協力者になる」と考えたらOKです。
例えば「BAYC」という猿のNFTは、広告費0円で、そこから300億円近くの売上を出しています。通常の企業だと、こんなことは不可能なはず。では、なぜ「こういった異次元の結果」が実現するのか? そのキーポイントが「Skin in The Game」です。
自動的に「株主」が増える仕組み
例えば僕も「BAYC」という猿のNFTを所有していますが、ある意味で「BAYCの株主」とも言えます。BAYCが盛り上がってくれれば、僕も嬉しいですし、かつ場合によっては「BAYCの転売」でも儲かりますよね。つまり「会社の株主」と似ています。
NFTにはこういった性質があるので、SNS上での「拡散キャンペーン」が効果を出しやすいです。NFTを所有している人は、そのオーナーを「応援するインセンティブ」が生まれますよね。こういった性質のおかげで、広告費不要なマーケティングが生まれます。
ある意味で「ビットコイン」も同じ
クリプト界で最も有名なのが「ビットコイン」ですが、これも同じです。ビットコインを買うことで、それは「Skin in The Game」です。
僕はブログでクリプト解説をしますし、ビットコインの解説もしますし、BAYCの解説もします。この理由は、そういったモノの価値が上がることで、僕自身も得をするからです。
もちろん、僕1人が紹介したところで、世の中のマーケットは変化しません。しかしビットコインやBAYCの所有者が増えれば増えるほど、こういった「Skin in The Game」に参加する人が増える訳です。つまり広告費0円で、SNSを通した進化が実現します。
NFTの未来は、間違いなく有望です
最後に「NFTの未来」について書いて、終わりにします。
間違いなく伸びていくと思う
多くの人は「NFTって何?」という状況ですが、僕は完全にポジティブに考えています。というのも、ネット世界が発展していくと仮定するなら、NFTも間違いなく発展するからです。
例えば、皆さんは「世界トップのアパレル企業」を知っていますか? ユニクロじゃないです。答えは「フォートナイト」というゲーム会社です。
いろんなスキンがあるからフォートナイトすき🥰#Fortography #Fortnite #フォートナイトフォト#フォートナイト#yasusuのフォトナコン2 pic.twitter.com/MAlauczAQs
— こへ君 (@krice_621_bally) May 19, 2022
自分の好きなスキンランキングを作ろうと思ったんですけど、いいスキンが多くて全然絞れない…((;゚Д゚))
— スマホ下手くそ男@フォートナイトモバイル2本指勢 (@hetakuso_otoko) May 19, 2022
まず全スキンを見るだけでも大変で💦とりあえず30ぐらいまでは絞った😅
(コラボスキンとバトルパスなどの二度と手に入らないスキンは無しにしてます👀)#FORTNITE #フォートナイト pic.twitter.com/wTyPD836Js
フォートナイトのゲームでは、ゲーム内で洋服を買えます。この会社のアパレル売上が、世界トップです。しかし問題があり、それは「フォートナイトで買ったアイテムは、フォートナイト内でしか使えないこと」です。
多くの人は「いや、、そんなの当たり前じゃん」と思うかもですが、そうじゃないはず。
例えば最近だと「シャネルがNFT」を出したりしています。フォートナイトと大手アパレル会社が提携するニュースもあります。こういった場合に、その価値が「フォートナイト内のみ」で留まってしまうのは、モッタイナイと思います。
ゲーム同士の「分断」が解消されていく
例えば「フォートナイト内でシャネルの洋服」を買ったとして、それを着ながら「Facebookが運営するメタバース」とかに遊びに行きたくないですか?
ゲーム会社は「ゲーム内の世界が、相互に連結する未来」を見通しており、動いています。気になる方は、下記がフォートナイト社長のインタビューです。
要するに伝えたいことは、デジタル世界を適切に発展させていくには、間違いなく「NFTが必須」ということです。
ここに関しては、ぶっちゃけ僕は「ほぼ100%の確信度」です。なのでネット世界が伸びていくなら、NFTは伸びていく。しかしNFTは、実は「トークン」です。
多くの人は「電話」だと思って「iPhone」を買いました。
しかしiPhoneは、正確には「コンピューター」です。
これと同じ文脈にて、多くの人は「NFT」からクリプト領域に参入して、徐々に「多くの人がクリプトを持つ未来」に繋がるのかな、と思っています。
というわけで、今回の記事は以上です。 参考になったら幸いです。質問などあれば、下記ツイートへのリプライにて、質問をどうぞ。
🔽NFTが流行っているけど、なぜ価値が生まれるのか【未来の稼ぎ方】https://t.co/zdng9vtSpC
— Manabu (@manabubannai) May 20, 2022
ブログを書きました。記事を読むことで、シンプルに「NFTの価値の源泉」を理解できるはず。同時に「未来はどのように変化するのか」という点も、海外の投資家や経営者の言葉を引用しつつ、解説しています😌