10月22日(水):固定した思考ループから抜け出す方法
気付くと思考は固定化するし、
意識して動かないと、毎日が同じループになる。
だから歳を取ると1年が短くなる。
慣れた日常では、脳がオートパイロットになる。
※オートパイロット=過去の習慣で行動する状態。
良い思考なら問題ない。しかし悪い状態もある。
- PTSD:強いショックから脳がトラウマを記憶している
- うつ病:思考が固定化し、外界に可能性を感じない状態
- 幼少期の記憶:親からの間違った教えに縛られている状態
症状が重たいなら本格的な治療が必要。しかし軽度なら、いくつか改善策があります。例えば僕は「毎日更新の病」がありました。
- 人生の最重要は「毎日更新」である
- 更新する=良い日 / 更新しない=悪い日
アホですよね。1500日くらい毎日更新したら脳のドーパミンが変化し、毎日更新しないと「罪悪感や怠けの後悔」が生まれるようになった。
思考ループを解除する方法は、次のとおり。
- STOP:悪い思考が生まれたら心でSTOPする
- Reflect:なぜ、思考が生まれたのか内省する
- Respond:正しいと思える感情で反応をする
僕が患っていた「毎日更新の病」を例に解説です。
- STOP:今日も更新しなきゃ、、という気持ちが生まれたらSTOPする
- Reflect:思考が生まれた原因は、過去の成功体験に縛られているだけ
- Respond:今のタイミングで毎日更新したら成功するか考えて対応する
こんな感じです。人それぞれで思考ループは異なるはず。例えば下記。
- これが失敗したら信頼を失う…。終わりだ。
- 他の人は凄いなぁ…。自分は、全然ダメだ。
- 何であんなことを言うの? あの人は最低だ。
こういったループから脱せます。そして、さらに大切な事があります。
思考を作り出す原因 = 自分です。
どんなにウザい人がいても、どんなに臭い人がいても、感情を作るのは自分です。ここを理解しないと、一生、感情の奴隷です。
常に感情に流され、落ち込み、怒り、消耗します。なお外部刺激に対し、内省してから反応できるは人間だけ。動物は不可能。人で生きましょう。
さらに深掘り:感情を出してる行動も特定すべき。
- SNSを見て「自分はダメだ…」と落ち込む
- メール通知で焦りやプレッシャーを感じる
- 話したいのに言葉が出ず、頭の悪さを恥じる
上記から「行動」を切り離して考えます。
- SNSを見る
- メール確認
- 人との会話
1つの方法は完全なる遮断。例えばSNSを見ないなど。しかしメール確認や会話は遮断できない。それなら事前に「異なる感情設計」をします。
- SNSを見る → 分析方針を明確化する。その方針に沿って観察し、考え、改善する
- メール確認 → メールは成果にならない。1日の最後タスクでOK。他の時間は見ない
- 人との会話 → 早く話す=頭が良いは勘違い。話し方の本で思考を上書きしても良い
こんな感じ。なお普段から瞑想すると、心に負担ある行動では心拍数が上がると気付きます。それなら該当箇所を改善するだけ。
以上。問題が深いなら「シロシビン(Psilocybin)」を使う方法もあり。PTSD治療で使われ、僕も経験者だけど驚く効果です。別の機会に話します。
誤った心の反応は修正できます。人間の適応力は高い。治らないと誤解して放置するより、ロジカルなアプローチで治すべき。僕は治りました。
整えていきましょう。また明日に送ります🙋♂️
マナブ