【初心者向け】大麻には「3つの吸い方」があります【結論だけ書く】

次のような疑問に答えます。

「大麻の吸い方を知りたい。でも細かい説明は面倒なので、結論だけ知りたい。あと初心者なので、なるべく分かりやすい解説を望みます。」

筆者の僕は「タイで大麻ショップ」を起業しました。定期的に大麻を利用しており、睡眠向上に使っています。あと体が弱いので、なるべく健康な吸い方を研究してきました。本記事でノウハウを共有します。

大麻には「3つの吸い方」があります

初心者なら、次の3つから選べばOKです。

  • その①:ジョイント (タバコと同じ)
  • その②:ベポライザー(電子タバコと同じ)
  • その③:エディブル (大麻を食べる方法)

その①:ジョイント(タバコと同じ)

タバコのように吸う方法です。

  • メリット:お手軽、定番、みんなで吸える、吸いすぎの心配が低い
  • デメリット:大麻の消費が多い (=コスパ悪い)、肺が汚れる、匂いが多い

大麻の発信では、ボングを使っている人が多いです。次のような物です。

Cannabis Bong

しかし、初心者にはオススメしません。ボングは強力な方法で、初心者にとっては強すぎます。イメージとして「ジョイント=お酒をゆっくり飲む感じ」であり、その一方で「ボング=お酒の一気飲み」に近いです。

ジョイントを作る手順

①大麻を細かく砕く → ②専用ツールで巻く

大麻を砕く際には「グラインダー」という機械を使います。下記です。

Cannabis Grinder

どこでも簡単に買えます。高品質を求めるなら「SLX」がオススメです。僕も利用しており、汚れが溜まりづらく長持ちします。とはいえ初心者なら、ぶっちゃけ何でもOKです。安い製品から試すか、大麻ショップで借りることも出来ます。

ジョイントの作り方の動画

英語ですが、見たら理解できます。必要なモノは「ペーパーフィルター巻く機械」です。各種リンク先は、僕がオススメする商品です。

その②:ベポライザー(電子タバコと同じ)

電子タバコと同じです。大麻を熱して吸います。僕が最も好きな方法。

  • メリット:健康的、肺が汚れない、匂いが少ない
  • デメリット:機械を買う必要あり、安価な機械はすぐに壊れる

ジョイントでは紙が燃えるので、そこから有害物質が生まれます。それを吸い込むことになるので、肺が汚れます。下記が参考動画です。

ベポライザーだと紙を使いません。熱するのみ。有害物質の発生が少なく、最もクリーンな方法です。健康志向が強い方には、強くオススメします。

ベポライザーの使い方

①大麻を細かく砕く → ②専用ツールで熱する

利用方法はベポライザーによって異なります。僕は「Mighty Plus」という医療グレードの機械を使っています。持ち歩き可能。外で吸わない人は、同じメーカーの「VOLCANO」がオススメ。こちらも医療グレード。僕も所有していますが、素晴らしい製品です。オシャレ製品を希望するなら「Firefly」や「PAX」が有名です。

その③:エディブル(大麻を食べる方法)

ブラウニーやクッキーが定番です。

  • メリット:煙を吸う必要がない、肺が汚れない
  • デメリット:食べ過ぎる危険性がある、効果が長時間で続く

煙が苦手ならエディブルが良いです。しかし効果が出るまでに「1〜2時間」が必要です。初心者だと「あれ、効果がないな」と勘違いして、食べ過ぎることがあります。様子見しつつ、ゆっくりどうぞ。またジョイントやベポライザーの場合は、効果の持続は「2〜4時間」ですが、エディブルは「4〜8時間」ほど続きます。

エディブルを使う際の注意点

食べ過ぎないこと。1〜5gを食べたら、1〜2時間は様子見をする。

エディブルには「大麻の内容量」が書かれています。基本的には「5g、10g、20g」といった表記があります。まずは「1〜5g」を目安にどうぞ。初心者なのに「10g」とかを摂取すると、気分が悪くなることがあります。

大麻ショップでは「20gのエディブル」などが売られているので、分割して食べてもOKです。しかし注意点は「大麻成分が、均等じゃない場合がある」です。例えばブラウニーを分割して食べる際に、一部に固まっている場合があります。

そういった危険性を考えつつ、繰り返しですが「少量が試すこと」をオススメします。1回目の体験では、むしろ「何も感じない」くらいでOKです。緊張すると効き目が悪くなるので、初心者だと効きづらいです。2回目以降で慣れてくるとリラックスできます。すると大麻の世界を理解できます。

補足:他にも吸い方があります

有名なのは「ボング」と「パイプ」です。

ボングの見た目


Cannabis Bong

こういったツールで、ガツンと吸えます。ジョイントやベポライザーよりも、強力に効果を実感します。しかし日常的に使うと「大麻の耐性」が増えます。量を増やさないと効かなくなるので、個人的にはオススメしません。初心者が使ってもいいですが、吸いすぎに注意してください。

パイプの見た目


Cannabis Pipe

パイプの先に砕いた大麻を載せて、火を付けるだけ。僕はオススメしない方法です。なぜなら煙が熱く、喉が痛いから。肺へのダメージも大きいです。お手軽な方法ですが、健康面を考えるなら「ベポライザー or ジョイント」が良いと思います。

大麻の吸い方に関する、よくある質問

よくある質問に関して、サクッと答えます。

  • その①:吸う量はどれくらい?
  • その②:依存症になりませんか?
  • その③:効果が出るまでの時間は?
  • その④:毎日吸っても大丈夫ですか?
  • その⑤:バット・トリップしませんか?
  • その⑥:匂いはどれくらい強いですか?
  • その⑦:持病がありますが大丈夫ですか?

その①:吸う量はどれくらい?

初心者なら、下記のイメージです。

  • ジョイント:1〜2回の吸い込みでOK。肺に入れることを意識する。
  • ベポライザー:2〜4回の吸い込みでOK。肺に入れることを意識する。
  • エディブル:1〜5グラムを食べてみて、1〜2時間は様子見をしてみる。

喫煙経験のない人は「煙を肺に入れる感覚」が分からないと思います。イメージは「煙を少しだけ口に含む → その後に深呼吸をする」でOKです。僕は寝れないときに大麻を使ったりしますが、利用量は「0.2g」くらいです。ベポライザーに入れることで、5〜7回くらい吸えます。これで、よく寝れます。

ネット情報を見ていると、大量に吸う人が多いです。しかしお酒と同じで、個人のキャパシティがあります。まずは少量から試してみて、自分の許容量を探してください。吸いすぎると二日酔いに似た感覚(翌日も頭がボーッとする)が残りますが、コーヒーを飲むと消えます。もしくは午後には取れると思います。

その②:依存症になりませんか?

大規模な研究結果が、2つあります。

  • その①:8.9%が依存症になる [1]
  • その②:10人中、3人が依存症になる [2]

タバコのような依存症(=吸わないとイライラする)は起こりませんが、大麻依存の場合は「使用量の増加、大麻がないと寝れない」などが起こります[3]。とはいえ物質としての有害性は低く、アルコールやタバコの有害性と比較した結果が下記です[4]。

Cannabis Addiction Chart

大麻にも害はありますが、相対的には低めです。依存に関しても、僕の体感値としては低いです。最近は「週末だけ吸う」と決めており、それ以外では吸いません。お酒にハマっている時代は、毎晩のように飲んでました。

その③:効果が出るまでの時間は?

使い方によって、効果が出るまでの時間が異なります。

  • ジョイント :1分
  • ベポライザー:1分
  • エディブル :1〜2時間

吸う場合だと、すぐに効きます。食べる場合だと遅いです。あとは緊張具合でも変化します。リラックスした状態で吸うと効きやすく、最高の状態になります。

その④:毎日吸っても大丈夫ですか?

20年に渡って実施された研究があります[5]。

  • 結論①:タバコほどの害はない
  • 結論②:少量の利用で肺機能が向上する

年間で「30本以下」のジョイント喫煙なら、肺機能は向上します。タバコの場合だと、吸い始めたタイミングから肺が悪化し、癌リスクが高まります。

とはいえ、本研究を担当した博士は「大麻では、ヘビースモーカーのデータが少なかった」と発言しています[6]。タバコの場合はヘビーユーザーが多く、データ量が多かったとのこと。従って、基本的には、毎日の利用はオススメしません。

その⑤:バット・トリップしませんか?

吸い過ぎなければ大丈夫です。繰り返しですが、下記が目安です。

  • ジョイント:1〜2回の吸い込みでOK。肺に入れることを意識する。
  • ベポライザー:2〜4回の吸い込みでOK。肺に入れることを意識する。
  • エディブル:1〜5グラムを食べてみて、1〜2時間は様子見をしてみる。

よくあるパターンは、エディブルを食べ過ぎること。食べ過ぎることで、翌日も動けなくなったりします。しかし大麻の吸い過ぎで死ぬことは、ほぼ0%です[7]。回復するには「寝ること、水を飲むこと」が大切です。

その⑥:匂いはどれくらい強いですか?

タバコと比べると、匂いは弱小です。

ベポライザーの場合は、部屋の中で吸っても問題ありません。僕は日常的に部屋で吸いますが、匂いは残っていません。しかしジョイントの場合は煙が多いので、室内だと厳しいです。とはいえ大麻の匂いは「1〜2日」で消えていきます。

その⑦:持病がありますが大丈夫ですか?

利用する前に、医師に相談しましょう。

しかし大麻の領域は、まだ研究が未発展です。つまり大半の医師は知識がありません。そもそも科学的なデータも出揃っていないので、正確な判断が難しいところです。現状でベストな方法は「大麻に詳しい医師に相談する」です。

記事は以上です。読んでいただきまして、ありがとうございました😌


[1]: Probability and predictors of transition from first use to dependence on nicotine, alcohol, cannabis, and cocaine: Results of the National Epidemiologic Survey on Alcohol and Related Conditions (NESARC)
[2]: Prevalence of Marijuana Use Disorders in the United States Between 2001–2002 and 2012–2013
[3]: Addiction | Health Effects | Marijuana | CDC
[4]: Drug harms in the UK: a multicriteria decision analysis
[5]: Association Between Marijuana Exposure and Pulmonary Function Over 20 Years
[6]: Marijuana Shown to Be Less Damaging to Lungs Than Tobacco
[7]: Cops say child died from THC gummies. Here’s what experts say about marijuana overdoses


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