【仮想通貨】DAOを理解する為の完全ガイド【背景知識と事例紹介】

こんにちは、マナブです。
今回は「仮想通貨のDAO (ダオ)」を紹介します。

DAOは「株式会社の未来」を言われたりしますが、果たしてどうなのか。また最近は「巨大ファンドがDAOへの投資」も発表しており、世の中的にもバズが起こっています。

背景知識も含めて、順番に解説していきます。

仮想通貨の「DAO」とは【基本の解説】

超ざっくりの定義としては、下記のとおり。

  • 給料の支払いが「仮想通貨」である組織のこと

上記のとおり。とはいえ、これは正確な定義ではありません。ゆるっと理解する上では、これでもOK。しかしせっかくなので、さらに深堀りしていきます。

DAOの定義とは

元Coinbaseの「Linda Xie氏の記事」から、次のとおりに引用します。

A decentralized autonomous organization (DAO) is a group organized around a mission that coordinates through a shared set of rules enforced on a blockchain.

DAO [自律分散型組織] とは、特定の目標ありきで形成されます。そして目標に向けたルールの調整は、全てブロックチェーンの上で実行されます。

上記のとおり。これだと、すこし深堀りできましたよね。分かりやすさのために、株式会社と比較してみます。

  • 会社 → 目標達成のための組織。意思決定は経営者が実行する。
  • DAO → 目標達成のための組織。意思決定はブロックチェーン上で実行する。

上記のとおり。ここまでを理解しておけば、基本的には問題ないはずです。しかし本記事では、さらに深い場所まで考察してみます。

※補足 : 人によっては「ブロックチェーンの上で意思決定するって、なにそれ?」と思うかもです。ここに関しては、要するに「意思決定のツールなどが存在しており、その上で投票を集めて、そして方向性の確定」をします。代表的なツールは「Snapshot」です。

DAOの定義の詳細な解説

ここからの説明は、イーサリアム創設者の「ヴィタリック氏の記事」を元に解説します。そもそも「DAO」という言葉はヴィタリック氏が考えたので、根本の記事から学ぶのが良いですよね。

まずは「DAO」の言葉を分解していく

DAOを英語のまま分解すると、下記のとおりです。

  • D:Decentralized(分散型)
  • A:Autonomous(自律している)
  • O:Organization(組織)

上記のとおり。そして、このワードを分解して組み合わせることで、下記の組み合わせが生まれます。3パターンですね。

  • その①:DA(自律して分散している)
  • その②:DO(分散している組織)
  • その③:DAO(自律して分散している組織)

上記のとおりで、この3つを順番に見ていきます。要するに「消去法」の考え方で、正確な「DAOの定義」にたどり着きます。

その①:DA(自律して分散している)

まず「DA」ですが、つまり「自律して分散している」です。ここだけ聞くと、本当に意味がわからないですよね。でも安心してください、ヴィタリック氏の記事では、具体例として「BitTorrent」が挙げられています。

BitTorrentを知らない人は、別の例として「Winny(ウィニー)」をご存知でしょうか? 昔に日本で流行って、僕も使っていました。

無料で「ファイル共有」ができるソフトで、当時は映画のダウンロードなどが「無料」だったんですよね。しかし創設者が逮捕されてしまい、今はサービスが終了していると思います。

Winnyの特徴としては、要するに「DA(=自律分散)」なんですよね。サービスが自律して分散しており、つまり世界中に「ファイルを共有する人」と「ファイルをダウンロードする人」がいました。

では、これは「DAO」とは何が違うのか? 結論は「内部資本」です。DAOは「自分の財布&貯金」を持っています。しかしWinnyは貯金などを持っていないので、ここがDAOとの違いです。

その②:DO(分散している組織)

続いて「DO」を見ていきます。英語ばかりでヤヤコシイですが、要するに「分散している組織」です。これだったら、どこにでもありますね。

例えば僕は「ゲーマーのグループ」に所属しているのですが、そこでは「一緒にゲームできる友人」を探せます。これは正に「DO=分散している組織」です。共有の目的(=ゲームを楽しみたい)があり、そこで日本中からメンバーが集まっている感じです。

では、DAOとの違いは何か? 結論は「人間が意思決定している」という点ですね。DAOの場合は、すべての意思決定は「ブロックチェーンの上」で実行されます。DOの場合は、人間が「ブロックチェーンの外」で意思決定します。ここが「DAO」と「DO」の違いです。

その③:DAO(自律して分散している組織)

はい、というわけで、ここで完了です。DAOに到着しました。DAでもなく、DOでもない組織が、要するに「DAO」です。

しかし、もう1つだけ概念があり、それが「DAC」です。またまた新しい英語で絶望ですね。しかしDACは簡単です。DACとは「Decentralized Autonomous Company」です。要するに「自律分散型の会社」ですね。

では、DAOとの違いは何か? これは「配当の有無」です。DAOに配当はありません。しかしDACには、Companyという名前の通り、配当があります。ここが違いとなります。というわけで、以上がDAOの定義です。ここまで詳細な日本語解説は、どこにもないはずです。

※補足:さらに詳しく学習したい方は「Level Up Your Knowledge of DAOs」もオススメです。見やすいサイトで、じっくり学べます。

DAOの事例について

世の中には数多くのDAOがあり、そして数は増えています。最も分かりやすい例だと、ビットコインだと思います。

ビットコインのマイナーは世界に分散されており、個人の利益のために行動します。そして全ての実行は「ブロックチェーンの上」で行われますので、正にDAOですね。

しかし、世の中には「ビットコインはDAOじゃない」という意見もあります。その理由は「ビットコインは、賢くないから」です。ビットコインは知的な動きをしないので、果たしてそれは「Autonomous=自律している」と言えるのか、という批判です。ここは意見が分かれる部分です。とはいえ僕は、ビットコインはDAOだと思います。

NFTの「Loot」もDAOだと思う

続いてNFTの「Loot」です。Lootが分からない方は、僕の「過去のラジオ」で解説しています。LootというNFTが配布され、コミュニティがコインを作り、そしてゲームを作り、あとは取引所なども作られています。

では、なぜコミュニティはLootのために動くのか? 結論は「Lootを盛り上げることで、Lootを所有している自分にも、その価値が還元されるから」ですね。

Lootの価値が上がることで、リターンが発生します。Lootに代表者はいませんし、組織も分散しています。自律して活動が起こっているので、正にDAOですね。

DAOのハッキング事例

すこし歴史の勉強をします。2016年4月30日に「The DAO」というプロジェクトがスタートしました。これは「ベンチャーキャピタルのDAOプロジェクト」だったのですが、当時は「1,150万ETH = 約1億5,000万ドル」が集まり、その資金をクリプト系のプロジェクトに投資する予定でした。

しかし2ヶ月後に、、ハッキング

2016年6月17日にハッカーがThe DAOを攻撃し、そして「360万ETH」を奪いました。このハッキングにより、初期のDAOプロジェクトは終了しました。

それと同時に「イーサリアムクラシック」が生まれました。イーサリアムのコミュニティは「ハッキングをなかったこと」にする為に、チェーンを分裂させました。

やり方としては、盗まれた分のイーサリアムチェーンを破棄するために、ハードフォークを行いました。その結果として「イーサリアム」と「イーサリアムクラシック」が出てきました。なお、イーサリアムクラシックは今でも残っており購入も可能です。

しかし多くの人は「イーサリアム (=ハッキングをなかったことにした方)」を使っているので、こちらの価値が高まっています。ハードフォークについて詳しくは「Ethereum Classic - wikipedia」をどうぞ。

DAOは、法的にOKなのか

続いては「法的な問題」も考察します。結論としては、まだ未確定が多いです。

アメリカでも法規制が追いついていないので、トラブルが発生しています。具体的には、下記が「The Wall Street Journal」からの引用です。

The Securities and Exchange Commission is halting the registration as securities of two digital tokens issued by American CryptoFed DAO LLC over allegedly insufficient and misleading information on their registration form, the agency said on Wednesday.

アメリカの証券取引委員会は、DAOの組織 [名称:American CryptoFed DAO LLC] が発行した2つのデジタルトークンについて、登録情報が不十分であるとして、証券登録を停止した。

Marian Orr, the chief executive of American CryptoFed, said in an emailed statement that the company rebutted point by point the deficiencies raised by the SEC in a letter on Oct. 12, adding that the company looks forward to future communications with the SEC, including through a public hearing.

DAOの代表者である”マリアン氏”は、指摘された問題に関しては、すべての回答したと述べている。しかしアメリカの証券取引委員会は、返信をしなかった。マリアン氏は、政府機関との今後のコミュニケーションを楽しみにしていると述べた

上記のとおり。分かりやすく意訳しているので、詳細は原文をどうぞ。

すこし背景も解説すると、アメリカの「ワイオミング州」では、すでに「DAOの登記」が可能になっています。株式会社と同じように登記できる訳です。アメリカはスゴいですよね。進みが早い。日本は一体、、いつになったら進むのやら。

それはさておき、アメリカでは州ごとに法律が異なっており、つまり「ワイオミング州はOK」と言っているけど、アメリカ本拠地の政府機関は「いったん待て」と言っている訳ですね。今後の進捗が楽しみです。

最後に:DAOは発展していくのか

前半パートの最終章です。果たしてDAOは発展するのか?

僕の結論は「圧倒的にYES」だと思っています。ここの考えについては、世界最大クリプトファンドの投資家である「Chris Dixon氏の記事」から引用します。

Decentralized networks can win the third era of the internet for the same reason they won the first era: by winning the hearts and minds of entrepreneurs and developers.

分散型のネットワークが“次の時代“を作る理由は、過去の歴史を振り返ることで分かります。つまり、起業家やプログラマーの心を掴むことで、勝利に繋がります

上記のとおり。ここは、伝わりますかね。プログラマーやギーク系の人なら、感覚的にも分かるはず。要するに、プログラマーの人達は、大半の人は「クールに働きたい」と思っています。公共のためとか、世界を良くする為に、です。

Facebookが危機である理由

例えば「現在のFacebook」は、間違いないなく危機だと思います。

世の中には「Facebook=データを抜きまくる悪い会社」との評判が広まったので、こういった状態だと優秀な人材を採用できません。

優秀な人ほど就職機会が多いので、どうせなら「カッコいい&社会の為になる会社」を選びますよね。つまり「Facebookは、選ばれづらい」ということです。

実際の就職の事例

下記のツイートのとおり。

上記は「Googleからのオファーを断り、クリプト系の企業に入社した方」です。

言うまでもなくですが、こういった1つのツイートを取り上げつつ、僕が「このような選択をする人が増えています」と言っても、説得力は薄いですよね。しかしマーケットやTwitterの雰囲気として、僕は変化を感じています。

というわけで、長くなってしまったのですが、前半は以上です。後半では「有名なDAO事例」を紹介していきます。

有名な「DAO」を順番に紹介する【8個】

DAOは大量にあるので、8個だけピックアップします。もっと大量に知りたい方は、例えば「15 Ways the World is being Transformed by DAOs」をご覧ください。英語ですが、かなり詳しい記事です。

当記事で紹介するDAOのリスト

  • その①:Friends With Benefits
  • その②:ConstitutionDAO
  • その③:VentureDAO
  • その④:Ninja DAO
  • その⑤:PleasrDAO
  • その⑥:Flamingo DAO
  • その⑦:WallStreetBets DApp
  • その⑧:Seed Club

上記がリストです。順番に、サクサクと見ていきます。

その①:Friends With Benefits

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DAOの中で、たぶん最も有名なのが「FWB=Friends With Benefits」です。

コンセプトは「文化交流のDAO」という感じで、クリプトが好きな人や、エンジニアや、クリエイター向けという感じ。

最近は「アンドリーセン・ホロウィッツのファンドから、約10億円の調達」をしました。巨額すぎて、ビビりますよね。なお、僕は「FWBのDAO」に参加します。具体的には、後述します。

その②:ConstitutionDAO

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続いては「ConstitutionDAO」で、ここ最近で「巨大なバズ」を起こしました。

というのも、約1週間で「$47 million」を集めたんですよね。日本円だと50億円を超えています。世界最大で、最速の「クラファン」を言われています。

なお、この資金で「アメリカ憲法のNFT」を買おうとしたのですが、オークションで負けました。なので資金を集めたけど、オークションで負けちゃった感じです。現在は「次なるステップ」に向けて動いている状況です。詳しくは「公式サイト」からどうぞ。

その③:VentureDAO

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続いてが「VentureDAO」なのですが、これは分かりやすいですね。要するに「ベンチャー投資用のDAO」です。

現在は「Rarible、Zapper、PoolTogether」などのクリプト系プロジェクトに投資しています。なお、このDAOは誰でも参加できる訳ではなく、許可制となっています。

その④:Ninja DAO(※日本語コミュニティ)

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続いては「Ninja DAO」です。こちらはインフルエンサーのイケハヤ氏が運営をしており、要するに「CryptoNinjaのNFTを応援するためのDAO」という感じです。

なおメンバーはNFTを応援するだけじゃなく、自ら2次創作をして、かつ「作品の販売」も可能です。イラストレーターの方なら、CryptoNinjaの2次創作NFTを自分で作り、それを売って稼ぐことができます。

もしくはCryptoNinjaのアバターを作り、メタバース用に販売するなども可能。現状はプロジェクト初期なので、規約なども緩いです。ある意味でチャンスかなと思います。

また近いうちに「ガバナンストークン」が配布されると発表されており、コミュニティ参加者に配布されるとの情報があります。今のうちから参加しつつ、DAOの世界を学んでいくのもありだと思います。
»コミュニティ参加はこちら(※Discordが開きます)

その⑤:PleasrDAO

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続いての「PleasrDAO」は、NFT投資のDAOです。では、どういったNFTに投資をしているのか? 例えばですが「エドワード・スノーデン氏によってリリースされたNFT」に対して、約5億円にて落札しています。

その他に所有しているNFTに関しては、公式の「ギャラリーページ」からどうぞ。またPleasrDAOはファンドからの投資も受けており、Mechanism Capitalという会社が投資しています。

その⑥:Flamingo DAO

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続いての「Flamingo DAO」は、こちらもNFT投資のDAOです。

有名どころでいうと、CryptoPunksを落札しています。具体的には「エイリアン型のパンクス #2890」を買っており、これは世界に9個しか存在しません。

2021年の1月23日に購入しており、当時は「605 ETH」で「当時は761,889ドル (=約8,600万円)」でした。しかし現在は値上がりしており、普通に10億円は超えていますね。詳しくは「公式のデータ」をどうぞ。半端じゃないリターンです。

その⑦:WallStreetBets

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続いては「WallStreetBets」です。こちらはRedditという掲示板からスタートしており、世界最大のヘッジファンドと言われたりします。

ここに関して詳しくは「ゲームストップ事件」の記事からどうぞ。要するに分散型の組織が、巨大ヘッジファンドに勝利したというストーリーです。

なお最近は「WallStreetBets DApp」というサービスもリリースしており、WallStreetBetsコミュニティが作るポートフォリオに投資できます。

その⑧:Seed Club

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続いての「Seed Club」は、先ほどに紹介した「VentureDAO」と近いです。要するにベンチャー投資のDAOです。直近だと「Squiggle DAO、ForeFront、Global Coin Research、PartyDAO、Songcamp」といったプロジェクトに投資しています。

また「YCombinator」から$2 Million(=約2億円)を調達しており、これもスゴいですよね。YCombinatorは超有名ファンドで、例えば「Airbnb、Stripe、Coinbase」などの初期投資家です。

余談:僕は「FWB」に加入してみる件

というわけで、そろそろ記事は終了です。最後に余談で、下記のとおり。

習うより慣れろなので、僕は参加してみます。FWBは審査性なのですが、たぶん合格するだろう、、と思っています。参考までに、僕が「FWBに提出した文章」も公開しておきます。質問は3つあったので、下記が僕の回答です。

質問①:Tell us a little about yourself(あなたについて教えてください)

I like Crypto and Travel. I used to work as a web developer and live and travel as a digital nomad. I'm usually based in Dubai and Thailand, but I'm planning to live in Europe next year.

クリプトや旅が好きです。以前はWebディベロッパーとして働きつつ、デジタルノマドとして活動していました。最近はタイやドバイが拠点です。しかし来年はヨーロッパ方面を探索予定です。

質問②:Tell us about your professional life(専門性を教えてください)

I like blog and newsletter. I currently make my living as an influencer. My blog focuses on technology information and has 1 million PV per month. And I just recently started my newsletter, which currently has about 5,000 subscribers. I'm also learning NFT programming as a hobby, so I just love technology.

ブログやメルマガが好きです。現在はインフルエンサーとして活動しています。ブログではテクノロジー情報を発信しており、月間100万PVほどです。メルマガはリリースしたばかりで、購読者は5,000名ほどです。また、最近は趣味的にNFTのプログラミングも楽しんでいます。

質問③:What can you bring to FWB?(なぜFWBに入りたいですか)

While participating in FWB, I would like to learn about DAO and share my experience with Japanese people. Currently, Japanese people have little interest in cryptos. However, in my opinion, crypto market will continue to expand, and I think it's quite important to learn about it from now. For this reason, I wanted to experience DAO myself and learn from it. And I researched many DAOs and found FWB to be the largest and most open place. Although my English is not very good, I am confident in my Japanese writing skills. So I think I can make a great contribution to increasing the awareness of FWB within Japan.

DAOについて学びつつ、そこで得た経験を日本向けに発信したいと思っています。日本人はクリプトへの関心が低く、しかし僕が思うに、クリプトマーケットは拡大しますし、今からクリプトを学ぶことは重要です。こういった背景から、DAOへの参加を決めました。またDAOについてリサーチしたところ、FWBが最も巨大で、オープンな場所であると考えました。私の英語力は高くないですが、日本語のライティング力には自信があります。FWBに参加しつつ、その経験を日本へ発信することで、FWBの認知度向上に繋がるはずです。

上記のとおり。これで落ちたら諦めます笑。

いま振り返ってみると、ちょっとだけ「FWBを選んだ理由が弱かったかな」とも思いますが、とはいえ「FWBとしては、僕を却下するデメリットが低い」と思いますので、たぶん入れると思っています。そこで行動しつつ、発信します。これが「僕の人生の楽しみ」です。

最後に:誰にでも扉は開いています

というわけで、今回は以上です。
なお最後に1つ補足として、それが「DAOの革新性」です。

扉が開いている件

DAOの扉は、誰にでも開いています。FWBの件もそうですが、その他のDAOも、本人の意思次第で加入できますし、そこから知識を学べます。

また、こういった例えは良くないかもですが、今までは「生まれた瞬間に、人生の9割が決まる時代」でした。しかし今なら、DAOが出てきています。

例えばインドの貧困地域に生まれても、ネット回線だけあれば、そこから知識を学び、DAOに参加できます。アメリカ拠点のDAOだったとしても、誰でも参加できます。

多くのサクセス・ストーリーが生まれる

インドの貧困地域で生まれたら、銀行口座を開けないかもです。しかし、これからの時代は違います。Ethereumのウォレットアドレスがあれば、すぐに資金を受け取れます。

今後の世界では、こういった成功例が出てくるはず。つまり、どこかの貧困地域から天才が出てきて、DAOで活躍するなど。また「NPOやNGO」の世界も大きく変化するはず。言うまでもなく、DAOとの相性が良い為です。

日本人は、圧倒的にヌルゲー

この文章を読んでいる皆さんは、かなり恵まれています。日本で生まれた時点でヌルゲーなので、こういった新しい機会に参加しつつ、経験から学んでみるのもありだと思います。

英語力は、環境があれば育ちます。僕の英語力は雑魚ですが、とはいえ参加しつつ、徐々に学びます。今回は以上です。記事が少しでも参考になれば、幸いです。


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