【タイバーツ運用】銀行預金の利回りを最大化する方法【金利:2%】

次の疑問に答えます :「タイバーツの銀行預金で、利回りを最大化したい。どの銀行を使うべき? 簡潔に教えてください。」

筆者の僕はタイ在住。資産は「タイとシンガポール」に分散しています。本記事では「タイで上位5社の銀行」を比較しつつ、利回りの最大化を解説します。

タイで「銀行の利回り」を最大化する方法

結論は次のとおりです。

銀行名 種類 年利 上限
普通預金 SCB銀行 e-Savings 1.5% 200万バーツ
定期預金 SCB銀行 Fixed saving 2.1% なし

これが最適解ですが、順番に「理由」を説明します。

e-Savingsとは、各社銀行が出している「お得な預金口座」です。しかし上限があるので、そこだけ注意。SCB銀行の場合は「上限200万バーツ」ですが、日常利用のお金なら、これだけあれば充分です。日常生活で使わないお金は、定期預金に入れるだけ。

普通預金の「金利」を比較する

下記で、各社の「e-Savings (=お得な預金口座)」を比較します。

金利 預金上限
バンコク銀行 1.50% 100万バーツ
カシコン銀行 1.50% 10万バーツ
クルンタイ銀行 1.50% 100万バーツ
SCB銀行 1.50% 200万バーツ
アユタヤ銀行 1.50% 100万バーツ

横並びですが、SCB銀行が「最も良い条件」です。

定期預金の「金利」を比較する

下記で、各社の「定期預金のレート」を比較します。

3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 24ヶ月 36ヶ月
バンコク銀行 0.95% 1.05% 1.35% 2.10% 2.35%
カシコン銀行 0.87% 1.00% 1.40% 1.90% 2.35%
クルンタイ銀行 0.92% 1.05% 1.45% 1.95% 2.35%
SCB銀行 0.92% 1.05% 1.45% 2.10% 2.35%
アユタヤ銀行 0.92% 1.05% 1.45% 1.95% 2.10%

バンコク銀行と、SCB銀行のレートが良いです。

僕は「SCB銀行の24ヶ月間」を使っていますが、バンコク銀行の「24ヶ月間」でも、ほぼ同じです。どちらでもいいのですが、気分でSCB銀行を選びました。

なぜ「24ヶ月」を選ぶのか?

理由は「36ヶ月に増やしても、あまり金利が上がらないから」です。とはいえ、ここは個人差ですね。なお僕の感覚で「市況は2年で変化する」と考えており、同時に「この先2年は、タイ経済は好調だろう」と想定しつつ、預金しました。

金利10%の運用【800万バーツ以上】

各社銀行は「保険とセットのプラン」を用意しています。銀行によってレートが異なりますが、最もレートが良いのは「バンコク銀行のプラン」だと思います。

Bangkok Bank Insurance Rate

上記は「2023年7月」に公開されたプランです。とはいえ注意点は「15年間のロック」ということ。僕は「15年も預金をロックしていたら、死ぬかもしれないし意味ないな」と考えています。なので金利が良くても、このプランは使いません。

まとめ:銀行利回りを最大化する方法

繰り返しですが、下記のとおり。

銀行名 種類 年利 上限
普通預金 SCB銀行 e-Savings 1.5% 200万バーツ
定期預金 SCB銀行 Fixed saving 2.1% なし

定期預金に関しては、バンコク銀行でも問題なし。好みでどうぞ。

僕が「全ての資産」をタイに置かない理由

非常事態を想定しています。例えば戦争など。

僕の資産ポートフォリオ

比率 方法
現金 18% タイ SCB銀行
現金 7% シンガポール Standard Chartered
株式 7% シンガポール フィリップ証券
クリプト 68% BTC, ETH, BNB Ledger Wallet

下記にて、簡単に補足説明します。

  • 2,000万円の預金が出来るなら、Standard Chartered銀行で口座開設できます。希望者は「友人のメルアド(hiroshi.patrick.n@gmail.com)」に連絡をどうぞ。
  • シンガポールのフィリップ証券は、誰でも開けます。日本在住でも問題ないはず。日本人の担当者がいますので、日本語で手続きできます。
  • クリプトは「タイのBitkub」という取引所で買い、その後に「Binance」に送金してトレードしています。長期保有するコインは「Ledger Wallet」で保管中。

以上となります。参考になれば幸いです。


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