THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法【思考を整理できた一冊】

最近は「ビジネスモデルの設計」に悩んでいたのですが、本書を読んで、思考法を整理できました。具体的には下記です。

  • ブロガー時代:真っ白なキャンバスに文字を書いていくイメージ。ゼロからの発想なのでクリエイティビティが大切。
  • 最近の僕:コミュニティ型ビジネスを作っている。ビジネスモデルの設計に悩んでいたけど、思考フレームを学ぶことができた。

思考フレームの深掘りとしては、下記のとおり。

イノベーションとは、複雑な課題を解決するための、古いアイデアの新規かつ有用な組み合わせである。

新しいものごとは、それらをつくる要素が新しいのではない。要素を組み合わせる方法が新しいのだ。

さらにビジネスモデル設計よりも「問題点を明確にすること」の大切さも痛感しました。下記のとおりに引用します。

アインシュタインはかつてこう言った。「問題を解決する時間が1時間あったら、問題を考えるのに55分、解決策を考えるのに5分費やしたい」と。

最近は「ゲーム開発コミュニティ」と「外貨獲得サロン」を運営していますが、改めて「本当に自分が取り組むべき課題(事業)なのか?」を考えました。結論は「完全にYES」であって、その上で実現したい状態は下記です。

  • ゲーム開発コミュニティ:経済性のある居場所を作る。
  • 外貨獲得サロン:日本人を海外に出す。可能性に気付かせる。

上記だと説明不足ですが、また別の機会でちゃんと言語化します。大枠のレビューは以上ですが、最後に下記も参考になったので記載しておきます。

声に出すたびに、あなたの説明と、アイデアそのものが、いくぶん変化していくことがわかるだろう。発話は創造の行為だ。言おうとしていることが脳から口に伝わる間に、あなたはそれを言う新しい方法を見つける。そして、自分の言っていることを耳で聞くと、それが最初に言おうと思っていた内容と違っていることに気づく。声に出して言うことは実際に思考を生み出すのだ。誰かが耳を傾けていることを知っているだけで、相手の目を通して情報を処理できるのだ。

レビューは以上です。流し読みも多かったけど、良書でした。

» THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法 (著:シーナ・アイエンガー)

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