異常 (アノマリー)：まるで「海外ドラマ」を見るような展開の本
本の概要
殺し屋、ポップスター、売れない作家、軍人の妻、がんを告知された男……なんのつながりもない11人だったが、ある飛行機に同乗したことで、運命を共にする。飛行機は未曾有の巨大嵐に遭遇し、乗客は奇跡的に生還したかに見えたが――。
読んでみて思ったこと
なんとなく手にとった本ですが、小説の進み方がドキドキするので、サクッと読んでしまいました。
イメージ的には「海外ドラマの展開」に似ており、あるチャプターが終わる前に、色々な伏線が起こります。なので気になってしまい、さらに読んでしまうループです。
この著者は「伏線だったりの張り巡らし方」が上手いので、読みつつ、そういった技術を観察するのも楽しそうです。
» 異常 [アノマリー]（著：エルヴェル テリエ）