深い河:これからの生き方について、改めて考えようと思った一冊

本の概要

愛を求めて、人生の意味を求めてインドへと向かう人々。自らの生きてきた時間をふり仰ぎ、母なる河ガンジスのほとりにたたずむとき、大いなる水の流れは人間たちを次の世に運ぶように包みこむ。人と人のふれ合いの声を力強い沈黙で受けとめ河は流れる。毎日芸術賞受賞作。

読んでみて思ったこと

筆者の文体が美しく、のんびりと読める小説です。インドの描写が多く、文化の違い、生き方の話、神や宗教の学びも深まります。しかし僕の場合は、下記の文章が心に残りました。

一人ぽっちになった今、磯辺は生活と人生とが根本的に違うことがやっとわかってきた。そして自分には生活のために交わった他人は多かったが、人生のなかで本当にふれあった人間はたった二人、母親と妻しかいなかったことを認めざるをえなかった。

僕は20代を、すべてビジネスに投下しました。お金は増えましたが、しかし大切なモノを多く失ったともの思っており、次なる30代は、また生き方を改めようと思いました。


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