What Got You Here Won't Get You There【成功者向けの本】
書店で見かけ、買いました。
既に成功している人向けの本です。
著者はコーチングのプロ。
Googleなどの経営陣に対してコーチングしています。
学びの深い本でした。引用しつつ解説します。
「To Doリスト」と「To Stopリスト」の価値は同じ
行動することも大切だけど、やらないという判断も、同じくらいに大切です。多くの人は行動した内容、行動した量を評価します。しかし大量行動するだけなら、ぶっちゃけ誰でも可能。
ビジネスで成果を出す人は、正しく削っています。
最近の僕は「コミュニティ・マーケティングしか学ばない」という意思決定をしました。他の全てはやりません。損切りです。To Stopリストが膨大なので、To Doに集中できます。
The recognition and reward systems in most organizations are totally geared to acknowledge the doing of something. We get credit for doing something good. We relay get credit for ceasing to do something bad. Yet they are flip sides of the same coin.
翻訳:ほとんどの組織における表彰制度や報奨制度は、何かをすることを評価するためのものだ。私たちは良いことをすれば評価される。私たちは、悪いことをやめることで信用を得る。しかし、これらは同じコインの裏表である。
議論で付加価値は追加しなくていい。他人に勝たせる
今までは他人から意見が来たら、付加価値をつけて返していました。例:そのアイデアに◯◯を加えると、利益が出やすいですよ等。
しかしこれを実行すると、相手のアイデアを奪うことにも繋がります。状況によっては、あえて付加価値を入れずに、その人のアイデアで結果を出してもらい、実績を他人に渡せるような動きをしたい。
I'm not saying that bosses have to zip their lips to keep their staff's spirits from sagging. But the higher up you go in the organization, the more you need to make other people winners and not make it about winning yourself.
翻訳:上司が部下の士気を下げないために、口角を下げなければならないと言っているのではない。しかし、組織の上に行けば行くほど、自分が勝つためではなく、他の人を勝者にする必要がある。
Even though he believed he could add value, he realizes that he had more to gain by not winning.
翻訳:自分が付加価値を与えられると信じていたにもかかわらず、相手を勝たせることで得るものの方が大きかったことに気づいたのだ。
自分が95歳で死ぬ直前に、今の自分に渡すアドバイスは?
書籍内に質問がありました。皆さんは、何をアドバイスしますか?
僕の回答:自分に優しく。他人にも優しく。
一瞬で思い付いた回答です。このように生きたいと思います。父親の生き方です。
Imagine the you're 95 years old and ready to die. What advice would this wise "old you" have for the "you" who is reading this page? Take your time and answer the question on two levels: personal advice and processional advice.
翻訳:あなたが95歳で死を覚悟しているとしよう。この賢明な「年老いたあなた」は、このページを読んでいる「あなた」にどんなアドバイスをするでしょうか? じっくりと時間をかけて、個人的なアドバイスと儀式的なアドバイスの2つのレベルで答えてください。
週1日は「感謝 Day」にする。感謝する人をリスト化してメッセージ。
素晴らしい習慣なので取り入れました。
- 週1回、感謝すべき人をリストアップする
- 必要と感じる人に、感謝メッセージを送る
これだけ。最近に実行しています。幸福度アップです。
- He first made list of all of the important groups of people in his life (friends, family, direct reports, customers, etc)
- He then wrote down the names of every important persons in each group.
- Twice a week, on Wednesday morning and Friday afternoon, he would review the list of names and ask himself, "Did someone on this page do something that I should recognize?"
- If the answer was "yes" he gave them some very quick recognition, either by phone, e-mail, voice mail, or a note. If the answer was "no" he did nothing. He didn't want to be a phony.
翻訳:1. 彼はまず、自分の人生において重要な人々(友人、家族、直属の部下、顧客など)をリストアップした。 2. そして各グループの重要人物の名前を書き出した。 3. 週に2回、水曜日の午前中と金曜日の午後に、彼は名前のリストを見直し、"このページの誰かが、私が認識すべきことをしたか?"と自問した。 4. もし答えが「イエス」なら、電話、Eメール、ボイスメール、メモのいずれかで、その人たちを手短に評価した。もし答えが「ノー」なら、彼は何もしなかった。彼はインチキをしたくなかったのだ。
人々の行動を変える方法
People will do something ― including changing their behavior ― only if it can be demonstrated that doing so in their own best interests as defined by their own values.
翻訳:人は、自分の価値観によって定義される自分自身の最善の利益のためにそうすることが実証された場合にのみ、行動を変えることも含めて何かをする。
全ての提案を受け入れることで、多くのアイデアが生まれる
Try this: for one week treat every idea that comes your way from another person with complete neutrality. Think of yourself as a human being Switzerland. Don't take sides. Don't express an opinion. Don't judge the comment. If you find yourself constitutionally incapable of just saying "Thank you", make it an innocuous, "Thanks, I hadn't considered that". Or "Thanks. You've given me something to think about."
翻訳:試してみてほしい。1週間、他人から持ち込まれるすべてのアイデアを、完全に中立の立場で扱うのだ。自分自身をスイスの一人の人間として考えるのだ。味方をしない。意見を言わない。コメントを批判しない。もし「ありがとう」と言うことが体質的にできないのであれば、「ありがとうございます。 あるいは「ありがとう。君のおかげで考えることができたよ」。
First, you won't have to think about this sort of neutral response; it will become automatic ― ads easy as saying, "God bless you" when someone sneezes. Second, you will have dramatically reduces the hours judge an idea, no one can argue with you. Third, people will gradually began to see you ask a much more agreeable person, even hen you are not in fact agreeing with them.
翻訳:第一に、このような中立的な対応について考える必要がなくなる。自動的な対応になり、誰かがくしゃみをしたときに「神のご加護を」と言うのと同じくらい簡単になる。第二に、アイデアを判断する時間が劇的に短縮され、誰も反論できなくなる。第三に、人々は次第に、あなたが実際には同意していなくても、より同意的な人物であると見なすようになる。
他人の不要にジャッジするコメントをしたら、毎回10ドルの罰金
実施してみたら激減しました。気づかない内に、他人をジャッジしていた。罰金は奥さんに払っています。これからも続けます。
If you make another destructive comments about another person, you'll pay $10 each time.
翻訳:また他の人について破壊的な発言をしたら、その都度10ドルを支払う。
他人の貢献は必ず褒める
褒めないことで多くを失っている。まず相手の正当な評価。それだけじゃなく「感情面のPayoff」を相手に渡していないことになる。
In withholding your recognition of anther person's contribution to a team's success, you are not only sowing injustice and treating people unfairly but only sowing injustice of the emotional payoff that comes with success.
翻訳:チームの成功に対する他人の貢献を認めないということは、不公平をまき散らし、人を不当に扱うだけでなく、成功によってもたらされる感情的な見返りの不公平をまき散らすだけである。
他人の意見に対しては2つの反応がある。何かを学ぶ or 何も学ばない
When somebody makes a suggestion or gives you ideas, you're either going to "learn more" or "learn nothing." The critical issue is that saying "thank you" keeps people talking to you. Failing to say "thank you" shuts them down.
翻訳:誰かが提案したりアイデアをくれたりしたとき、あなたは "もっと学ぶ "か "何も学ばない "かのどちらかだ。重要なのは、「ありがとう」と言うことで、人はあなたに話しかけ続ける。ありがとう」と言わないと、相手は黙ってしまう。
成功者の特徴:相手の話に、深く耳を傾ける。これを常に実行する
He not only listened, he made m feel like I was the only person in the room.
翻訳:彼はただ話を聞いてくれただけでなく、私がその部屋にいる唯一の人間であるかのように感じさせてくれた。
The only difference between us and the super-successful is that the great ones do this all the time. It's automatic for them. For them, there is no on and off switch for caring and empathy and showing respect.
翻訳:私たちと超成功者との唯一の違いは、偉大な人たちはいつもこうしているということだ。彼らにとっては自動的なのだ。彼らにとって、思いやりや共感、敬意を示すことのオンとオフのスイッチはない。
毎日の日記でデータを取る。問題あれば改善する
日記を書きつつ実行中。10番、11番の問いが大切だと思います。
- How much walking did you do?
- Did you work out?
- Did you eat any high-fat foods?
- How much alcohol did you drink?
- How many hours did you sleep?
- How many hours did you spend eating TV or internet?
- How much time did you spend writing?
- Did you do or say something nice to your wife?
- Did you do or say something nice to your dogs?
- How many times did you try to prove you were right when it wasn't worth it?
- How many minutes did you spend on topics that didn't matter to that you could not control?
翻訳:1. どのくらい歩きましたか? 2. 運動しましたか? 3. 高脂肪食品を食べましたか? 4. アルコールはどのくらい飲みましたか? 5. 何時間眠りましたか? 6. テレビやインターネットを何時間見ましたか? 7. 書き物をしていた時間は? 8. 奥さんに何か良いことをしましたか? 9. 犬に何か良いことをしましたか? 10. 何回、自分が正しいことを証明しようとしましたか? 11. コントロールできないどうでもいい話題に何分費やしましたか?
文章で書くだけでは伝わらない。Follow-upが大切
You thought your job was done when you articulated the mission and wrote the memo ― as if it were one more item on your to-do list for the day, You checked the box, and you moved on next.
翻訳:ミッションを明確にし、メモを書いたとき、あなたは自分の仕事が終わったと思った--まるでそれがその日のToDoリストのもうひとつの項目であるかのように。
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